カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、そしてイッシュ。僕が旅をした場所。
フシギダネ、ヒノアラシ、ミズゴロウ、ヒコザル、ミジュマル。僕が最初にゲットしたポケモンだ(貰ったとも言う)。
フシギダネは相変わらず進化していないが、他の皆は最終進化してレベルは100だ。ゆっくりして貰う為にオーキド博士に預けてある。
ミジュマルはこれからレベル上げてくつもりだ。
『フシギダネもゆっくりしてほしかったんだけどなあ…』
「ダネ?」
『んー、なんもない……ん?』
サンヨウシティ−−−考え事していたらいつの間にかサンヨウシティに着いていた様だ。ジムがあるみたいなので、サンヨウジムに向かう事にした。
久々のジムなのか、フシギダネは張り切っていて、つい笑ってしまった。
『よーし!フシギダネ、頑張るか!』
「ダネダネ!」
……あれ?あれれ?サンヨウジム何処にあるんだ?
歩き回ったせいなのか、お腹がぐう、と小さく鳴った。フシギダネもお腹空いたらしいので近くのレストランに足を運ぶ。
「いらっしゃいませー!」
赤い髪と青い髪のウェイター二人が近付いて来て、空いている席に座り、パスタとホットサンドと抹茶ミルクレープとオレンジジュースを頼んだ。青い髪のウェイターさんが驚いていたが、少な過ぎたかな…?
赤い髪のウェイターさんにポケモンを出して良いか聞いたら良いと返事が返ってきたので遠慮なく手持ちのポケモンをモンスターボールから出した。フシギダネ、ミジュマル、ヨーテリーが飛び出してきて、僕が出したポケモンフーズを頬張る。
「お待たせしました、パスタとホットサンド、オレンジジュースになります。抹茶ミルクレープは食後にお持ち致します」
『わわっ、ありがとうございます!!』
クールに微笑む青い髪のウェイターさん、イケメンだ…。
赤い髪のウェイターさんがポッド、青い髪のウェイターさんがコーンと言うらしい。
『あの、サンヨウジムって何処にあるか教えてもらっても良いでしょうか?』
「!、挑戦者だったのか…だったら熱く迎えてやるぜ!灼熱の炎のように!」
『え?』
「いいえ、冷たい水のようにクールに応対すべきだと…」
『んん?』
ポッドとコーンの言葉の意味がわからず、アオネは頭をコテンと横に傾げた。フシギダネやミジュマル、ヨーテリーもわかってないみたいだ。
「つまり、ここがサンヨウジムって事!」
「そして俺たち三つ子の兄弟がジムリーダーなんだよ」
『二人しかいませんが…』
「あっ、今は旅に出てるんだぜ!」
『おー』
奥の方からバトルフィールドが現れ、未だに苦笑いするポッドから目を逸らす。
三人のうち一人を選んでバトルするというシステムだったが、一人いないので二人のうち一人を選んでバトルするらしい。
僕は誰でも良かったのでお任せしますと言うと、二人はどっちが出るか相談し始めた。
−−−そして、バトルが始まる。
僕の相手は赤い髪のジムリーダー、ポッド。やる気満々でモンスターボールを投げる。
「行くぜバオップ!」
「オップ!」
バオップがフィールドに上がった。相手は炎タイプだけど、最初のジムはこの子を使いたいと思ってたから頑張ってもらおう。
『行くよ!僕のパートナー!』
ポンッとボールから出てきたのは僕の相棒。
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