「ミジュッ」
『あっ!ミジュマル待って!』
「ダネダネッ!」


僕が選んだポケモンは、ミジュマル。理由は足に擦り寄って来て可愛かったから…それだけ。
アララギ博士に挨拶をして研究所を出た。イッシュでの旅はどうなるのか。
早速、アララギ博士に貰ったポケモン図鑑でミジュマルを見てみる。

『ミジュマル、フタチマル、ダイゲンキ…』


イッシュのポケモンもこんなに姿形が変わるのか…と納得していると、ガサッと草むらが揺れた。
ポケモンかもしれない…フシギダネがつるのむちで草むらをゆっくり揺らす。


「わん!」


こいぬポケモンのヨーテリーが現れた……と言うか飛び出してきた。可愛い。
襲ってくるかと思って戦闘態勢に入っていたが、そんな素振りも見せずにヨーテリーは倒れた。

『え、ちょっ、怪我っ!!ぽ、ポケモンセンター何処だ!?』
「ダネダネッ!!」
『あ、フシギダネ…よろしく』


フシギダネの案内で無事、ポケモンセンターに着いた。何で場所知ってるかは聞かないけど…。
それより、ヨーテリーはどうしてあんなに怪我をしていたのだろうか。
ポケモンセンターの椅子に座り、考えてるポーズをする。隣で面白半分で真似してるミジュマルの事はスルーさせてもらおう…。



『……まあ、怖い目にあったんだろうな…震えてたし、』



まあ、ヨーテリーが回復したの見たら後の事はジョーイさんに頼もう。そうしよう。
顔を上げると丁度良く、ヨーテリーを連れたジョーイさんとタブンネが出てきた。ヨーテリーの方を見ると、元気良く走り回っていた。



『良かったー』
「えっと、アオネ君だったかしら?ヨーテリーを連れて来てくれてありがとう」
『あ、合ってます!いやいやいや!!怪我してましたので!そんな…』
「ふふっ、ありがとう」


ジョーイさん、照れるんで止めてくださいいぃぃぃ!!!それよりジョーイさん、綺麗ですね!笑顔が眩しいよ!
あれ?てか何でくん呼び?
…………さて、この街はジムがないから次へ進もうかな。


『ジョーイさん、ヨーテリーの事頼みます』
「ええ、わかったわ。ジム戦頑張ってね」
『はい!ありがとうございます!』





「わん!」





え?、声を出す前にヨーテリーが僕の腰に着いていたモンスターボールを外し、ボタンを押した。
僕とフシギダネ、ジョーイさんが呆然としてたらカチッと言う音が何故か大きく聞こえてきた。


『っぅえぇぇええ!!!!??』
「アオネ君の事が気に入ったのね」


ミジュマルだけでなく、ヨーテリーも仲間になりました。




>>20121117




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