「ご注文は?」
「あたしカフェラテとショートケーキ」
「私はチーズケーキ」
「えーと…じゃあミルクティーとワッフルで」
「かしこまりました、少々お待ち下さい」



「ショートとチーズとワッフル、準備してくれる?」
「りょーかい」
「やっぱり女の子だとデザート系頼むよね」
「そのまま自分の体内に余分な脂肪に変化すると分かっていながらな」
「まあね」
「でも最近女子高生の客多くなったよな」
「僕目当てらしいね」
「…普通そういうのって自分で言うか?」
「事実には変わりないでしょ?」
「俺かも知れないだろ」
「うーん…無くはないけど、なんか路線が違うんだよね」
「路線?」
「前にもあったじゃん、どうやったらそんなに髪がサラサラになるんですかーとか」
「…あぁ」
「爪手入れしてるんですか?とか」
「何もしてないんだけどな」
「亮は恋愛路線よりそういう路線のが強いと思う」
「…デザートもってけ」
「(流した)はーい」


お目当ては



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