カランカラーン

「二人ともおはよー」
「…芥川、まだ開店30分前なんだけど」
「だって俺これからバイトなんだけど朝飯作るの面倒だCー」
「えー、まだ仕込み終わってないんだよね…」
「雑なやつでいいからさ、お願いだから作って!」
「うーん…亮ー」
「どうしたって、何で芥川いんの?」
「今からホットサンド作れる?」
「今から?まだ開店30分前だろ」
「朝飯抜きで働くのはさすがに無理だからお願い!」
「…しょうがないな。淳は食器とスープ用意してくれ」
「わかったよ」
「わー!二人ともマジありがとー!」
「こいつはほんとに調子いいな」
「クスクス、そうだね」


午前7時30分



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