観月が幸村の花屋に来たようです
「前に跡部が来たんだけどさ、笑っちゃったよ」 「どうかしたんですか」 「非常識なのはいつものことだとは思ってたけど、まさかあんなドラマみたいな事するとは思わなかったな」 「跡部くん、一体何をしたんですか」 「あのさ、薔薇の花束を買ったの」 「えっ」 「それも大量に」 「…本当にドラマですね。プロポーズでもする気だったんでしょうか?」 「みたいだよ」 「えっ」 「今思い出しても、笑えて、くくっ」 「え、待って下さい。プロポーズ?あの跡部くんが?」 「あっはははは!!今時薔薇の花束でプロポーズって!もっと凄いことするかと思ったら!薔薇って、あははは!!」 「ちょっと、キャラ壊れてますよ。ところで幸村くん、跡部くんのお相手を知ってるんですか?」 「女性」 「至極当たり前の事は聞いてませんよ」 「残念ながら知らないんだ。でもあの様子を見る限り本当に気に入ってるみたいだったよ」 「あの跡部くんに気に入られる女性がいるとは…」 「地球の半分は女なんだし、一人くらいはいるでしょ」 「そりゃそうですが…あの跡部くんですよ?」 「あー、笑える」 「と言うか…薔薇の花束でプロポーズ受ける女性はいるんですか?」 「いるんじゃない?」 「地球の半分は女性だからですか?」 「うん」
約35億/70億
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