1st Dream


『お姉ちゃん、鬼ごっこしよう』

四、五歳くらいの少女がレーヴに鬼ごっこをせがむ。

『遊ぼーっ』

すると、どこからともなく、少女と同い年くらいの子供達がレーヴの周りに集まった。

『じゃあ、私が、鬼ね。
十数えるまでに逃げてね』

レーヴは微笑むとすぐに数を唱え始めた。

子供達はあちこちに逃げる。

『なーな、はーち…』

数える途中で、夢の空間に違和感を覚えた。
 

[*prev] [next#]
[目次]
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -