赤鬼と子供(6/6)


◇あとがき◇



ベタですが、最初は食べる為に世話をしていたのが、自分でも知らないうちに情が生まれていて、最後の最後でやっと、ずっと一緒に居たかったのにそれが叶わなくて胸が痛かったのだと、人並みの感情を理解したと言うお話(^o^)/
そして今、某キャバクラにてエロ親父どもをブイブイ言わせている美女・キャンディちゃんこそが、いつぞやの赤鬼なのです!



…と言うオチに繋がります。
色々台無しです(^p^)むふ

キャンディちゃんは流石、妖だけあって余生と言っても一人の人間が人生を終えるくらいは生きれるので、あとは良きお母さんになるんだと思いますw
キャバクラはその為の資金稼ぎです。大変ですね。


大昔から現代までを生きた鬼、と言う感じで色々言いたい事を詰めて作ってますが、一番言いたかったのは子との云々よりも、最初の方の下りかもしれません。

妖にしても人にしても、神様の様だ、悪魔の様だ、と決めるのは当人ではなく、第三者なんだろうな、と。


あと、実は最初の子が助かるルートもありました。
鬼が「その目玉、見えないならいらんだろ」って食べてしまうんですけど、食べたのは病だけで、子は目が見えるようになる、と言うお話。
鬼にしてみれば、いつまでも笑顔を崩さない子に対して自分の姿を見れば少しはビビるだろうと嫌がらせのつもりだったのですが、しかし子は初めて見たのが鬼だったので、恐さの基準が分からず、結局、目を治してもらった喜びが大きくて、懐いて一緒に山で暮すと言う。
しかし、いまいち何処で切り上げたら良いのか解らなくなったので、ボツになりました(^o^)/

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