(!)阿部が変態。キモベ。
しょーもないギャグ
とある日の部活の休憩中。
「…花井。」
自分の名前を呼ばれて振り返ると、顔に恐怖を浮かべた巣山が立っていた。
「巣山?ど、どうしたんだ?」
「…あ、阿部と…三橋が……」
「っ阿部と三橋がどう…し……」
巣山の言葉の重さに、深刻なことだと感じて阿部と三橋のほうを見ると。
「三橋、いってこーい。」
「う、うん!!」
阿部に言われて走っていく三橋の少し先には、ボール。
そして、ボールを取って、阿部のところまで軽く走って持って帰ると、阿部は口角を軽くあげて三橋の頭を撫でた。
「よしよし、よくできました。」
「うひっ!!//」
「………何だ、アレ…」
「…何か、阿部の最近の流行りらしい…うぐっ」
「Σ巣山が吐き気を催してる!!」
「っぅ……キモ、ベ……」
巣山が地面に倒れた。
「やべぇ!!!阿部のキモさに純粋な巣山が影響されてる!!栄口ぃぃ!!!」
(ひょこっ!)「何?花井…って、巣山?!」
「す…巣山が…阿部のキモさに影響されて」
「…チッ、あんのキモベ…三橋だけじゃなく、巣山まで……殺s」
「栄口抑えろ抑えろ!殺人はやばいからな!;;」
「はーい^^!」
「………」
「巣山を保健室に運んでくるね!」
「頼んだぞ!!」
タッタッタッ………
「…最近の阿部のキモさには、困ったもんだな……」
「俺がなんだって?」
「ヒィィィ!!ああぁぁあ阿部隆也さんこんにちわ良い天気ですねぇぇ!!!!!」
「何焦ってんだハゲ。」
「ハゲじゃねぇ!!坊主だ!!」
「こんのキモb……」
「あ゙ぁん?なんだとゴラ?」
「…すみません…oyz
で、どうしたんだよ…?」
「あっ…」
阿部は思い出したように、左手の上に右手の拳を置いた。
「さっき三橋の腰を触ったんだけど、だいぶ細くて、」
花井は顔を強張らせた。
「明日から三橋のおにぎりを増やして欲しいんだけど、今日篠岡休みだろ?
だから、代わりに花井、お前から篠岡に言っといてくれ。」
そういうと、阿部は固まった花井を一瞥してニヤリと厭な笑顔を浮かべて去っていった。
向かった先にはボールを握りしめて笑っている三橋がいた。
そんな阿部に、花井は心の中で叫んだ。
(ド変態野郎っ!!)
「ほれ、もっかい行ってこーい。」
「わふっ!」
end
――――キリトリ――――
ごみ箱行きにしようか
迷った作品。
阿部はキモいほど魅力
的だと思うよ。←
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