好きなら好きと言え








「泉、俺のこと好き?」


「は?何言ってんの?頭大丈夫か?」


泉は購買部で買ったあんパンをかじりながら即答した。


浜田と泉の二人は屋上で昼食をとっていた。

すると、浜田はわざとらしく泣くフリをして「今日の泉ひでぇ」と叫んだ。


「ふんっ知るか。
 あっ次の授業の宿題やってなかった。浜田、写させろ。」


「あぁ〜はいはい、わかりましたよ〜」


と、半泣きでフラフラと教室に向かった。





残された泉は、立ち上がり屋上の柵に腕を組んでもたれた。


そして、唇をツンっと、あひる口にして淋しそうに、グラウンドを見つめた。





<泉、俺のこと好き?>





浜田の言葉が頭の中を駆け巡る。
そして、小さく舌打ちをして、呟いてみた。



「...好きに決まってんだろ、バカ浜田...//」

と、本人もいないのに顔を赤くした。



その瞬間、背中に凄い衝撃が。


振り向くと、好きな、彼の顔が目の前に。














(やっぱり、今日はデレ泉DAYだっ♪)


(...っ殴るぞ、アホ浜田。)




end






――――キリトリ――――


隠れてデレる泉を書き
たかったんだぜ☆←黙
浜田はあんな可愛いツ
ンデレと一緒とは羨ま
しいぞ!!←






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