Ofuri long novels | ナノ




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次の日の放課後。



「なあ!!聞いた!!三橋に彼女ができたんだってよ!!」



「「「「ええっ!!!!???」」」」


部室中に野郎共の悲鳴に近い驚嘆な声が響き渡った。


「まじで言ってんのかよ!!田島!!」

水谷はひっくり返った声で田島に聞き返す。


「ああ、三橋本人が言ってたもん!!」

そう言って、着替え始めた。


他の部員は、驚愕の表情で近くの仲間の顔を見合わせた。
特に栄口と花井は本気で驚いているようだ。


「(えっ!!!あの三橋に...彼女だとぉぉ!!!!)」


「(三橋って..三橋って...本当はすっごくモテるんじゃないのか??!!)」


「おい、心の声が漏れてるぞ、花井と栄口。」


「泉は驚かないのかよッ!!!」


「いや、俺もさっき同じく田島から聞いて、教室で十分に驚いた。」


「てか、彼女ってどんなやつ?
どこのクラス?可愛い?」


「なんか、花井たちと同じクラスの○○さん...?って子らしい。」



「「...あっ!!!??」」


花井と水谷は、互いに顔を見合わせて、三橋の彼女の顔が一致したらしい。


「あの子って!!全く喋らなくて有名な...」


「まあ...しかし...可愛いっちゃ、可愛いけどな...」


「えっ可愛いの??!」

栄口は「可愛い」という部分に食いついた。
そんな栄口に花井は、微妙な笑みを浮かべた。



「まあ、とりあえず!!
三橋がきたら、祝ってやらないとな!!」

田島は、パンツ一丁で腕を腰に当てて叫んだ。





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