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オオカミ型・荒北靖友

「荒北〜、新聞取ってきて」
「自分でやれヨォ」
「いや、荒北が咥えて持ってきてくれるのがいいの」
「マジの犬扱いか」

荒北は人型のオオカミだ。人と違っている点は、頭部に生えたオオカミの耳、お尻から生えたふさふさの尻尾、それから身体能力の高さ。
人語も話せるし、意思の疎通自体は問題ない。口は悪いけどね!


「よーしよしよし!いい子!普段もこうならいいのにねー」
「うっせ!このッ……調子乗んじゃねーヨ、ブス!!」
「とろーんとした顔しちゃってさ、素直じゃないのは仕方ないにしても口が悪いよ?」
「あっあっ……、…ヤメロって言ってンだろーが!んァッ、喉はまじでヤメろ!!ペットじゃねーんだヨ!!」
「ふーん、そう?ならこれからなっちゃえばいいんじゃない?」
「ッセ、なんでテメーなんかの犬にッ…」
「口答え禁止〜、くらえ、ごろごろ〜」
「ァ……!!てめッ!!……ッ!!」

ひとたび喉をごろごろしてしまえばこっちのもの。怖〜い肉食獣の荒北といえど、簡単に黙らせられるんだから。

「クッソ……調子乗ってっとマジでいつか食ってやっかんなァ!!」
「ん〜〜〜?赤い顔で何を言ってるんだか……ふっふっふ」
「なまえチャンたまにマジでムカつくんだけどォ!!」



2014.11.23


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