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膝丸とのLINE

膝丸とのLINE風やりとり



ー昨日ー

膝丸… ?

なまえ… え?
なまえ… どうしました?膝丸さん

膝丸… 先刻君の机に置いておいた菓子を知らんか?戻ってみたが、無いのだ

なまえ… あっ…
なまえ… お兄さんが…頂いていくと…

膝丸… 察し
膝丸… そうか…。いや、すまないな。

なまえ… いえいえ。
なまえ… 代わりになるかは分かりませんが、ルマンド一緒にどうですか?
なまえ… 現世のお菓子なんですけど、この間たくさん買ってきたんです。美味しいですよ。

膝丸… 良いのか?ならば頂きたい
膝丸… ああそうだ、兄者のぶんもいいか?どうせ強請られるだろうからな…

なまえ… 大丈夫ですよ〜
なまえ… 部屋でお待ちしていますね

膝丸… ありがとう。向かう

ー今日ー

膝丸… 昨日は、るまんどどうもありがとう
兄者も喜んでいた

膝丸… ところで、少々頼みがあるんだが

なまえ… どうしたんですか?

膝丸… 兄者が現世の菓子をいたく気に入ってしまってな
次の現世への買い出しの際、自分も連れていけと言って聞かないんだ

なまえ… あらまあ
なまえ… いいですよ、次は髭切さんと行きましょう。その時は膝丸さんもご一緒にぜひ。
楽しみです

膝丸… そんなあっさり…?本当にいいのか

膝丸… 買い出しの付き添いは毎回、「現世デート権」と称されて取り合いになっているではないか…
加州や長谷部たちになんと言われるか…

なまえ…じゃあ皆で行っちゃう?たまの息抜きも必要ですしね
なまえ… うちは成績も特に問題ないので、大丈夫だと思います
なまえ… ちょっと申請して来ますので、待っててね。

膝丸… 相変わらず恐ろしい行動力だな。ありがとう

なまえ…現世観光行きたい人のリスト作れますか?多分皆部屋にいるから、よろしくお願いします

膝丸…ああ。引き受けよう



*******



「おっ、おおおお……!!」
「どうしたのー、ひ、ひ……え〜っと、肘丸。すまほ握って、突然興奮しだして」
「兄者!俺は膝丸だ!それはともかくっ!!た、大変なんだ!」
「大変……?何があったんだい?」
「俺もっ、あっ、あっ、あ……主とっ……!買い出しに……行ける事になった……現世に、一緒に!!」
「おおー、そりゃすごいねぇ。僕だったらある程度融通きかせられるから、上手くやって二人きりにしてあげよう。頑張れ、膝丸」
「あ、いやその……、それがだな……」
「?」
「主と俺たちの三人で行く訳ではないのだ……。息抜きに、希望者を募って行くと言っている。きっとかなり賑やかになるだろうな……」
「ありゃま……おやおやおや。弟はそれでいいのかい」
「仕方がないだろう。男士たちの日頃の働きを労っての申し出だ。主の思いやりの気持ちを無下にしたくはないというのも本音だからな」
「ふぅん。へー?……で、もうひとつの本音は?」
「……ッ、……三人ででーとに行ってみたかったッ!!」
「上手くいかないもんだねぇ。ま、僕もちょっとぐらい手伝ってあげるからさ、またの機会に頑張ろう」
「あ、兄者〜!!恩に着るぞ……!」
「弟の、輝かしい未来のために〜、ってね。このぐらいお安い御用さ。その代わり結婚の儀にはちゃんと呼んでね」
「けっ!?け、け、結婚などと!!俺は何もそこまで望んでいる訳ではないぞ!主とは、ただもう少し、その、だな。し、親しくなりたいと……!!」
「はいはい、本音は〜?」
「……い、言えん」
「言えないようなただならぬ関係になりたいってこと?」
「違う!ああもう、とにかく俺は主とほんの少し親しくなりたいだけだ。ふしだらな事は考えてない……」
「……平安刀なのに、自身の色恋事情には疎いっていうのも考えものだねぇ」
「ともかくだな。俺が主に向けているのはそんな浮かれた感情ではないのだ。俺は彼女の臣下として仕える身……己の立場など、とうに弁えている」
「ん〜……、何ていうか……常に真面目ってのも考えものだねぇ(ま、その分僕がサポートするからいいけど)」


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