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膝丸にレイプされる


「ぁ、ぐっ……。……は、あ。すごい、な……ははっ……、ぐちゃぐちゃで、どっちが、どっちだか……ッ」
「はがっ……、ぁ……ッ!ひ、やめ、やめへよぉッ!!?」
「ん、ぁっ、は、……っはぁ、ほら、どうだ?繋がっているところが、こんな、ッ、あつくて……!溶けてほんとに一つになってしまってるみたいな、気がする、だろうッ……」
「うくぅぅッ……!!ぁっ、ぐ……ぅッ!!」


そんなの知らない、と強気に否定したい気分だったが、無理やり繋げらたそこは確かに、もう何だかよく分からない体液でぐちゃぐちゃと混ぜ合わされている。性器同士の隙間をなくすように。私の意志とは関係なしに。目茶苦茶に、ひたすら熱く。
……このようなとんでもない無体を働かれていながら、それでも私は、真面目で頼りがいのあった膝丸がこんな事をするなんて、全く信じられないでいた。現実を受け入れたくない。こんなの、あんまりだ。あんまりじゃあないか。
……きみはいつも主として頑張っているな、と。何があっても傍で支えている、と、言ってくれたのに……。
町でゴロツキに絡まれた時も、私よりずっと成績の良い審神者に嫌味を言われた時も、あの時も、それにあの時も……本当に私を助けてくれていたのに。守ってくれていたのに。感謝、していたのに。

正直もう体力がない。抵抗するための気力も足りない。さっきからこの男とはまるで会話が成立しないし、もう、なんか、いいや……と思考が自暴自棄になり始めていた。
だって、仕方ない。……今更なにしたってどうせこいつの好きなように犯し尽くされるというのなら、私は出来るだけこれ以上の酷いことをされないように堪えるしかないんだ……。熱い、苦しい、気持ち悪い、なんで私が、ぐるぐるとそればかりが頭の中を回り続けている。意思とは裏腹に、ただ体だけが少しばかりの快楽を拾ってしまっているというのはどうしても認めたくなかった。
ぱたりと抵抗をやめ、弱々しく啼くだけになった私の上で変わらず膝丸が腰を振り続けている。
その表情は興奮に包まれながらもどこか虚ろで、一体何を考えているのか分からない。


「ふ、はは……良かったんだ。こうしてしまえば良かったんだ……最初から……ッ!いいか主、……いいや、これからはなまえと呼ぶべきだな。ひとたび契ってしまえばその魂、強い加護で守ってやれる……。神と契るとはそういう事だ……ンッ、だからっ……もう何も心配いらないぞ……!!俺の妻として、そして主として、生きていくといいッ!!」
「ふ……く、ぅ」



何を―――何を言っているのか。守るなどと、こんな事をしておきながらどの口が。
性器を叩きつけられているお腹の中が苦しい。重い痛みが、今だって絶えずじくじくと腹を渦巻いている。
契る?妻?……これきりではなく、私は……この先もこんな事をされなくてはいけないのだろうか。
ああ、嫌だ、嫌だ。そんな、なんで?だって私は、私は審神者として、みんなの……みんなの主としてこの本丸にいたい……。


「ほら、そろそろ達しそうだぞ……!俺の精をその胎で受け止めて……俺のものにッ、なれっ!!!なまえ!!!」
「ッ……!!!ぁっ……!?」
「ぐぅ……ッ!!」


私は、本丸の皆と家族でありたかったのに。




膝丸とバッドエンドの場合。蛇に絡めとられた女のお話。




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