夢小説 ジョジョの奇妙な冒険 | ナノ




「パンツ履いてません。」



(※淫語、ハートマーク多用)


「実は……この前買って頂いたワンピースを着てみました!せっかくだからじっくり見て欲しくて……。その、私、……どうですか?」


主張しすぎないフリルが上品な白のワンピース。この前の休日に行ったデパートでなまえが一目惚れして、買ってもらったばかりのものです。
なまえの黒髪にこの白はとてもよく映えるね、と吉良さんも納得した品です。

あぐらをかいて座っている吉良さんの目の前。
なまえがくるりと一回転すれば、ふわっと膨らんで優雅に布が揺れます。
スカートの端をちょこんとつまみ、小さくお辞儀をしてはにかんだなまえはまるで素敵なお嬢様のようでした。
縁側から差し込んだ陽光がなまえの姿を淡く照らしているその様には、吉影さんも息を呑みました。目を奪われるとは、まさにこういう事を言うのでしょう。
艶めく黒と柔らかな純白のコントラストのまばゆさといったら、絵画に描かれる婦人画さながらの美しさを誇っていました。
しばしなまえの姿に見入っていると、恥ずかしそうに「どうでしょう……?」と再び問われ、吉良さんはハッとしました。


「うん、本当に似合っているよ。なんというか……もう女神と言い表して差し支えないね……。これは買って正解だった」
「ふふ、嬉しいです。ところで、その、大した事ではないんですけど……実は」
「ン?」
「私いま、パンツを履いていないんです」
「……」


吉良さんは知っていました。今日が四月一日―――エイプリフールだという事を。
しかしまさかあのなまえがこんな恥ずかしい嘘を言うなんて想像だにしていませんでした。当然です。
吉良さんとした事が、少しだけ驚いてしまいました。
しかしやられっぱなしというのも性に合わないので、吉良さんは吉良さんでなまえに意地悪をしてやろうと意気込みます。
座ったままなまえの方に近づくと、無遠慮に彼女の腰回りをジロジロ眺め始めた吉良さんに、なまえは頬を染めています。ワンピースの下から伸びる陶器のような滑らかな太ももを擦り合わせては、もじもじとして落ち着かない様子。反応が既にどこかえっちです。


「パンツを、履いてない、ね……。ふぅん。そう言うのならば確認させてもらおうか?」
「えっ、そんな、恥ずかしいですよ……」
「恥ずかしくったって見せるんだ。わたしには確認する義務がある」
「んー……まぁ、そうですね。じゃあ、どうぞ」


珍しく物分かりの良いなまえに気を良くしつつ、吉良さんはなまえの身体を隠す白い布の端を摘んでゆっくりと捲りあげていきます。目の前に徐々に晒されていく白い太ももの肉に少し興奮して逸る気持ちを抑えながら、焦らすように、時間をかけて。
今日は何色のパンツを身につけているのかな、と想像を巡らせながら、吉良さんの胸は無限の期待で膨らみます。
ワンピースに合わせた清楚な白か、可愛らしさ満点のピンクか、まさかの大人っぽい紫でドッキリさせるつもりなのか……エトセトラ、エトセトラ。
しかしどれだって吉良さんには問題ありません。嘘をついた責任として、このまま下着を剥ぎ取って本当に一日ノーパンで過ごさせてやろう、などと目論んでいるのでした。すけべ心丸出しです。

これはまさにシュレディンガーのパンツ。
この目で見るまでどれを履いているか分からないという、素敵な無限の可能性が目の前に広がっているのです。
今日は果たして、一体どのパンツを身につけているのでしょうか―――!?
いよいよあと一センチでその答えが分かる、という所で吉良さんは一度手を止め、なまえの顔を見上げます。悪戯っぽい眼差しでなまえを見つめてみれば、彼女は恥ずかしそうに目を逸らし―――こくり、と小さく頷きました。それを合図に、一気にふわふわの布地を捲りあげた吉良さんの目に飛び込んできたのは、なんと。


「なっ!?き、きみ……!!」
「びっくりしました……?」
「ッ……!」


淡い下生えに覆わているぷにゅりとした丘と、ぴったり閉じた割れ目。なまえの本来隠すべき秘所が露わになり、吉良さんは思わず吹き出しそうになりました。パンツなんてものはそこになく、なまえの可愛いおまんこが吉良さんのせいで丸出しです。
しかしまさか、本当にノーパンだなんて誰が想像したでしょう?

あまりに予想外な光景だったのか、はたまた眼前に晒されたなまえの大事な部分をガン見するのはさすがに忍びないのか、吉良さんの目が右へ左へとぎこちなく泳いでいます。
動揺しすぎている為に、スカートから手を離す事も忘れて完全に固まっています。
並大抵の事では大して揺るがないこの男の狼狽えようといったらなくて、なまえはぷっと吹き出してしまいました。イタズラは大成功です!


「ふふっ、あはは……っ!だから履いてないですよーって言ったのに!」
「……きょ、今日は……エイプリフールなんじゃあ、ないのかい……」
「そうですよ?だからそれを逆手に取って吉影さんをビックリさせてみようかと……ふふふふ!」
「……」


吉良さんは思考回路のレールがどこかで外れてしまったのか、それきり言葉を発しません。無です。


「ごめんなさい、吉影さん。ちょっと調子に乗りすぎちゃいましたね。お詫びと言ってはなんですが……」


なまえが視線を下に移すと、いつの間にやら吉良さんの股間ですっかり形の変わってしまったモノが目に入り、舌なめずりをしました。身体はどうしたって正直に興奮してしまっているようです。素敵な雄々しさに胸が高鳴ります。
今の状態の吉良さんならば、恐らくされるがまま。それならばやるべき事なんて誰にでも明白です!


「その、お股で窮屈そうにガチガチになっちゃってるモノ……責任持って私がココでスッキリさせてあげますから……


閉じているおまんこをきゅぱと両手で拡げて見せれば、そこからは既に蜜が溢れているのが丸分かりでした。吉良さんにここを見せつけるずっと前から濡れていたのでしょう。
この悪戯のためだけにノーパンで過ごしていた事といい、今日のなまえはどこまでもえっちで大胆なようです。


「んんんっ……は……恥ずかしい……


と言いつつ己の秘部を男の眼前に晒すなまえの姿はましく痴女のそれです。お嬢様のような見た目とは裏腹の振る舞い。そのアンバランスさが産むエロスの破壊力は抜群でした。
雌の匂いに反応したのか、スラックスの下では吉良さんの勃起ちんぽが力強く脈打ちます。


「それじゃあ、いただきますね……


自分が主導権を握ってのセックスというのは中々ない貴重な機会。いつもやられているお返しに、吉良さんのカラダだって好きに貪り尽くしてしまえばよいのです。
なまえは最高の笑顔で微笑むと、まるで獲物を捕食するかのように、躊躇いなく吉良さんの身体を畳に押し倒したのでした……



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