夢小説 ジョジョの奇妙な冒険 | ナノ
吉良さんはうさぎさんを孕ませたい
( ※吉良さんは猫、ヒロインがうさぎのアニマルパロ )
( ※淫語、ハートマーク多用 )
「どこかに素敵なひとはいないかなぁ。うーん、素敵なひとどころか、誰もいないなぁ……。なんでだろう……?」
森に住む野うさぎのなまえは、真っ白なふわふわの尻尾を揺らして今日もお散歩をしています。ぽかぼかの日差しの心地いい、お花見日和でした。辺りには花が咲き乱れ、美しい桜が森を桃色に彩っています。
春―――恋の季節です。
素敵なうさぎのオスに出会うための、いわば旦那さま探しのお散歩なのですが、何故だか最近めっきりこの森でオスうさぎを見かけません。せっかく髪の毛をきちんとお手入れして、フワフワの可愛いスカートをはいて、目一杯おしゃれしてきたというのに……。
うさみみをぺしゃんと倒して、なまえはとてもがっかりしていました。
「はぁ〜……。皆どこ行っちゃったんだろう……。本当に誰もいな……、あっ!」
途方に暮れて適当に歩き回っていると、不意に木陰から見知った顔がのぞきます。意気消沈していたなまえは知り合いの登場に喜び、笑顔で彼のもとへ駆け寄りました。
「吉良さん!おはようございます。お嫁さんは見つかりましたか?」
「おはよう。いや、それがなかなか難航していてね。ところでなまえもつがい探しかな?もうそんな歳か……」
「そうなんですよ。でも肝心のうさぎさんがいないんですよねぇ。なんでだろう。最初の頃はいっぱいいたのに……」
「確かにそうだね。ここはいい森だってのに、皆どこへいってしまったんだろうね?困ったものだ」
笑顔で挨拶を交わす二人は異種族ですが、珍しい事にとても仲の良い関係です。
吉良さんは森に住む猫さんで、なまえよりも一回りほど大人の、知的でカッコいいオス猫。金色の毛並みが美しく、紫色の気取ったスーツをおしゃれに着こなしています。
猫とうさぎは、捕食者と獲物の関係です。本来ならばなまえは彼に食べられてしまうところですが、吉良さんはなまえに危害を加えるような素振りは見せませんでした。
吉良さんはいつでもなまえに優しく接してくれるのです。森で道に迷った時はどこからともなく現れてエスコートしてくれましたし、栄養豊かな美味しい草がたくさん生えている場所も教えてくれましたし、景色の良いお花畑にも連れて行ってくれた事があります。
事あるごとに親切にしてくれる謎の猫さんに最初は不信感を抱きビクビクしていたなまえでしたが、今ではすっかり頼れる大人として仲良くしています。なまえは、森で唯一のお友達の吉良さんが大好きでした。
吉良さんもまた、なまえが大好きです。
ちなみに、この森に住んでいたオスうさぎは、吉良さんがこっそり殺して食べてしまっていました。メスうさぎの場合も、やはり殺して、そのあとふわふわの可愛い前足だけをかじり取って、腐るまで恋人として一緒に暮らします。前足以外の余計な肉は、やはり食べてしまいます。
そんな事をしていたものですから、うさぎが次々行方不明になると悪評が立ち、残ったうさぎもお引越しをしていき……現在この森にうさぎはなまえだけになってしまっています。そんな噂も、吉良さんの他にお友達のいないなまえの耳には届くこともありませんでした。なまえにお友達がいなかったのは……なまえの引っ込み思案な性格のせいもありますが、何より、天敵の肉食獣である猫に付きまとわれているうさぎと仲良くしたがるうさぎなどいなかったせいです。
吉良さんは絶対になまえをお嫁さんにしたいと思っていたので、周りに他のオスを近寄らせないようになまえの家の付近をこっそりウロウロしたりしていたのです。そうして目論見通り、可哀想ななまえはうさぎの群れから孤立してしまったのでした。
さてさて、発情期には、そろそろお嫁さんや旦那さまが欲しくなるもの。吉良さんもなまえも、もう立派な大人ですから交尾が出来るお年頃でした。吉良さんはなまえに発情期が訪れるこの時をずーっと待っていたのです。
異種族に襲われるなどとは微塵も想像していないなまえは、吉良さんの黒い思惑など知る訳がありません。己を孕ませようとしている最も危険な男の前にも関わらず、いつも通りににこにこと世間話を始めてしまいました。大変な大ピンチです。
「吉良さんのお嫁さんはどんな猫さんになるんでしょうね〜。吉良さんとってもカッコいいですから、きっと美人のお嫁さんですね!」
「ン〜……。つがいか……。つがいねぇ……、うーむ」
「あれ、どうかしたんですか?」
「いや、その件なんだがね。ちょっとわたしと交尾してはくれないかい?」
「え?」
こうび。今確かに、目の前の吉良さんは自分と交尾してくれと言いました。しかしなまえはうさぎ、吉良さんは猫さんです。何をおかしな事を言っているんだろうと、なまえは少し戸惑いました。冗談かな、と苦笑いで吉良さんの顔色を伺い見るも、なんだか真面目な顔で見つめ返されたので、ますます居心地が悪くなってしまいました。吉良さんは頭が良いから異種族で赤ちゃんは出来ない事を知らない筈はありません。一体どうしたというのでしょう?
「ぁはは……」
「……どうかな?これから予定もないんだろう?わたしの住みかに来てくれ」
「……あっ、あっ……。あの〜……」
「……」
黙って手を握られ、何かまずい事態だと察知したなまえの額には冷や汗が伝っています。目が泳ぎ、かなり挙動不審です。目の前の猫が本気で自分と交尾するつもりであることを、危機感の薄いなまえは今、やっと理解したのです。
……笑って流すのは不可能だと悟り、はっきりと断る事にしました。
「……あっ、交尾はその……いやいや〜、だって……それは流石に無理ですよ。見ての通り私はうさぎですから……仮に交尾したとしても赤ちゃんは出来ませんし、結婚もできませんからねぇ」
困り果てたなまえは自慢のふかふかのうさみみをつまんで見せ、丸い尻尾をぴるぴると動かして、懸命にうさぎアピールをしました。どこからどう見ても自分は猫ではありません。
そんな必死の可愛いアピールを見た吉良さんは堪らない心地になりながらも、平静を装ってなまえの説得にかかります。待ちに待ったこの日、この男は引くつもりなど微塵もないのです。
「でも困ったなぁ。この森にはもうわたしたちくらいしかいないだろう?このままじゃ二人とも子孫を残せないまま死んでしまうんだよ。そうなるよりは可能性にかけた方が良い……、なまえもそうは思わないかな?」
「あっ、それは……うーん、確かに……そうなのですが……。でもそういう事じゃなくって……」
「ン〜、外敵からも守ってあげられるし、それに広いお家にも住めるんだよ?ホラ、きみには良いこと尽くしじゃあないか。断る理由なんか無いんだ。それを踏まえた上で、よく考えてきみが答えを決めなさい、なまえ」
「え……」
「わたしはきみが賢明な判断をする事を信じているよ」
「う、うぅ……」
静かに追い込むような問いかけに、なまえはすっかり萎縮してしまいました。吉良さんはなまえが頷く以外の選択肢を望んでいません。今こうして狼狽えている間にも、鋭い視線がなまえに刺さってきています。
いつもは優しい吉良さんが今日は怖くて、それに交尾を迫られている事がなんだか悲しくて、なまえは俯いてしまいます。
この変な空気に耐えきれません。二人きりでこうしてじっと見られていると、息が詰まって死んでしまいそうな心地がして、気が気ではありません。万事休すです。
……緊張に呑まれたなまえは冷静さを失い、とうとう、こくんと小さく頷いてしまったのでした。
「ああ……!!嬉しいよ、なまえ……。フフ、信じていたとも。さすがはわたしのなまえ。それじゃあわたしも晴れて今日からなまえの夫となった訳だ」
「吉良さんが、夫……。えっと……うーん、なんだか不思議な感じがしますね」
「そうかなぁ〜、当然の運命だとわたしは思うがね?まあ、ともかくなまえ。今日からはわたしの家で二人で静かに暮らすんだよ。まずはおいで、案内してあげるからね」
「えっ、そんないきなり!?ていうか家に色々荷物が……」
「そんなの後でいいから、とにかく来るんだ。言うことを聞きなさい」
「あっ……!」
正式になまえの夫となった吉良さんに怖いものなどありません。なまえの手首を鷲掴むと自分の住みかへとぐいぐい引っ張って歩き出しました。
こうして哀れなめすうさぎのなまえは、狡猾な猫さんの住みかへと連れ去られてしまったのでした。
……思えば、なまえがこの森に来た時から、こうなる運命だったのかもしれません。吉良さんの尋常ならざる執着心と用意周到な罠にとっくに捕らえられていたなまえは、これから生涯、吉良さんのめすとして寄り添って生きるほかないのです。
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「お家広いですね……、私のお家の倍以上ありました……」
「そうかい。ま、正直一人暮らしで持て余していたからね……。好きに使って問題ないよ」
一通りの部屋の案内を済ませた吉良さんが、最後になまえを連れてやって来たのは寝室でした。
「さてと……。ここに腰掛けてくれるかな」
「はい。失礼します」
吉良さんが座ったのは大きなサイズのベッドです。そこの隣へ座れと手招きされたので、なまえは大人しく彼の隣りに、寄り添って座りました。お尻がふかふかのシーツに沈み込み、なんだかとっても座り心地が良いです。自宅の簡素な葉っぱのベッドなど比べ物にもなりません。
室内は小さな明かりが灯っており、落ち着いた雰囲気のお部屋です。……にも関わらずなまえは、ひしひしと謎の居心地の悪さを感じていました。本能の鳴らす警鐘に他ならないのですが、なまえはそれに気付けません。可愛いうさみみとしっぽの毛を不安でぼわぼわと逆だたせ、ただソワソワもじもじとしています。壁にかかっている絵を無心で見つめて心を落ち着かせようと必死になっていました。
そんな様子を微笑ましく見守っていた吉良さんでしたが、とうとう我慢ができなくなってきたようです。ご自慢の金色の猫しっぽをくねらせると、なまえの手首にしゅるりと巻きつけました。
「ひっ……!?」
「夫婦になったらする事があるね」
「え、あ、はい……、そ、そうですねぇ、……」
唐突に口を開いたのは吉良さんです。いよいよ猫さんは、可愛い可愛いうさぎさんを今すぐたっぷり愛してあげたくて仕方がなくなってきました。二人はさっき夫婦になったし、ここは自分のお家の中だし、もう何も邪魔なものはありません。こうなれば、この愛をなまえの体で受け取ってもらう他ないのです。
「とりあえず、そうだな……。服を脱いで、胸を……わたしに見せてほしい」
「む、胸を……!?なんでですか……」
「……」
なまえに反論を許す訳にはいきません。吉良さんは無言のまま腰を少し上げると、もともとあまりなかった隙間を詰めてなまえの真横に密着すると、再びベッドに腰を下ろしました。威圧感を感じたなまえは、その場でカチコチに固まってしまっています。
「……いいかい?わたしにはおっぱいを味見する権利があるんだよ。夫としてね」
「えっ、私まだおっぱい出ませんよ……?赤ちゃんが出来ないとおっぱいは出ないんです」
「別にいいさ。とにかく舐めさせてくれ。舐めないと死んでしまうんだよわたしは」
「な、なんで!?」
「なんでもだ」
「う、うぅ〜っ……。でも、変ですよ……!ひとのおっぱいを、そんな、なっ、舐めるだなんて……!大人なのに!」
「ふぅん……。なまえは夫の頼みが聞けないのかい。夫がここまで言っているのに、わたしの気持ちはどうでもいいと思っているのかなぁ。わたしはなまえの『夫』だというのに……。だとしたらとても悲しい」
「そんな、どうでもいいなんて思っていません!吉良さんはいつも私を助けてくれて……か、感謝して……うぅっ……感謝してたのにぃ……!なんでこんなこと……!」
「わたしがきみの夫だからだよ?なまえは知らないかもしれないが、義務と言ってもいいくらい当然のコミュニケーションのひとつなんだ。夫婦ならごく当たり前で、本当にたいした事じゃあない」
「くぅ、ぅ……!」
なまえは上手く言い返せません。吉良さんの理論はめちゃめちゃで自分勝手で、整合性がありませんでした。可哀想ななまえが混乱を極めていくのをいい事に、吉良さんはさらにたたみかけます。まさに鬼畜の所業です。
「別に命を危険に晒す訳でもないんだ。なんて事ない、フツーの事さ……。大人は皆やってるよ……。なまえも今日から大人なんだから、ちゃんと出来るさ。自信を持つんだ、さあ」
「……う、うぅ〜……!もう、分かりました……。でも早く済ませて下さいねっ……」
なんだか訳が分かりませんでしたが、そこまで言われてしまっては、心根の優しい……というか、流されやすいなまえはその願いを無下にする事なんて出来るはずもありません。
戸惑いながらも自分で服をたくし上げ、お花柄の可愛いブラも外すと、瑞々しい胸がぷるりとこぼれ出ます。
暗がりの中に浮かび上がる真っ白な肌はまるで雪のような透明感があり、光っているようにすら思えます。
目を瞑り、顔を真っ赤にして羞恥に耐えながらも言われた通りにするいじらしいなまえの姿……。晒されたおっぱいの頂きの、薄桃色の小さな突起はとても美味しそうです。
この上なく扇情的な光景に、吉良さんは思わずごくりと唾を飲み込みました。雄の性ゆえか、なまえのふたつの膨らみに目が釘付けになっています。
「おお……!これはっ……服の上からでも分かってはいたが……、大きいね……!」
「あ、は、恥ずかしい……。吉良さん、あまり見ないで下さいよぉ……」
「何を言うんだね。立派ないいおっぱいじゃあないか。堂々としたまえ……」
いくら褒められようと、胸なんか出して堂々としていられる訳もありません。なまえはいたたまれなくて、吉良さんのねっとりした視線から逃げたくてたまりませんでした。肌寒さと緊張で桃色の乳首はぷっくり勃ち、体は小さく震えています。とても哀れな姿です。
しかし吉良さんはそんな様子も意に介さず、遠慮なくなまえの胸を眺めました。
あまりに恥ずかしいので、服をたくし上げたままずっと目を瞑っていたなまえでしたが、吉良さんの全く不意のイタズラに素っ頓狂な声を上げてしまいます。
「ひぁあッ、んッ!?!?やっ、な、何!?ち、ちくびっ……!?」
「おや、びっくりさせてしまったかな?可愛いボタンがあったからね、これは押さないとと思って……」
「そんな事しなくていいですから!く、くりくりしないで……、んっ、ひあん……ッ!!私、オモチャじゃ……!」
「ああ、こんなにコリコリしてるよ?連続で押してみようかなァ〜、ホラ、こんな風に……」
「やめっ……!!やっ、ゃ……っ、……ゃぁん……
」
しつこい責めに、とうとうなまえの口から甘い溜め息が漏れ出てしまった事で、吉良さんはすっかり気を良くしてしまいました。続けて乳首を優しく擦っては、なまえが小さく鳴くのを見守りながら己の股間をむくむくと大きくしています。ベッドに腰掛けたまましばらく乳首への責めを続けました。
なまえの乳首を散々可愛がった吉良さんはやがて満足したのか、フゥ、と大きな息をつくと、真面目な顔で言い放ちました。
「フフ……感度がいいねぇ、なまえ。つい遊んでしまったが、そろそろ味見をしようかな」
「はぁっ、はぁっ……う、ぅぅう〜……!!!」
「そんなに緊張する事はないんだよ?今みたいに気持ちがいい事なんだからね……。さ、そろそろ覚悟を決めなさい、なまえ」
吉良さんはべろりと舌先を見せつけると、なまえのおっぱいに顔を近づけてきました。ついに舐められてしまうのだと悟ったなまえはやはりキツく目を瞑って視界をシャットアウトしています。一種の逃避行動でしょう。服を捲り上げた両手は、ぷるぷると小さく震えています。
吉良さんはそんな事はまるで意に介さず、なまえの艶やかな乳首を舌先だけでちょんちょんとつついてやりました。快感を呼び覚ますように、ひたすらにもどかしい刺激を与え続けてあげます。恐怖や緊張なんて、快楽の前には何の意味もなくなることを吉良さんは知っていたからです。
「く、ふ……っ
」
「まったく、美味しそうなおっぱいだな。ぷっくりして……もう、これは……ッ、食べるしかないッ」
焦らすつもりが自分が耐えきれなくなった吉良さんは、本当におっぱいをたべようとするかのように大きく口を開け、一気に乳輪ごと口に含んでめちゃめちゃに舐めしゃぶり始めました。なまえの腰に抱きつき、豊かなおっぱいに顔をくっつけ、小さな乳首をころころと舌で転がして味わっていると、自分が天国にいるような気分でした。恥も外聞もなく、みっともなくなまえの乳首に吸い付いては、ぺちゃぺちゃと音を立てて唾液を塗りつけています。赤ちゃんが母親の乳を貰うような必死さで、吉良さんは夢中で口の中の乳首を舌で転がし続けます。
「あっ、あぁあ……
いぁっ……、な、にッ、これぇえ……んやっ、ぁっ、ぁっ
き、きらしゃっ……!?!?」
「ンン……、ちゅ、ちゅぱっ、んはぁっ、……ん〜っ、んっ」
「だめっ、これ、わ、私っ……!!……わたしぃ……ッ
」
「れろ、ちゅぷッ、ンッ……、はぁ、はぁ、なまえ……」
乳首に吸い付くや否や、突然雄剥き出しになって襲ってきた吉良さんに衝撃を受けつつも、なまえはそれ以上の衝撃―――初めての性的快楽に翻弄されてしまっていました。発情期を迎えたカラダは、初めてオスから与えられる快感に敏感に反応し、頭の中は全て暴力的な快楽の嵐で塗り潰されて行きました。他は何も考えられない程の、純粋で真っ白な快楽。三大欲求のひとつである性欲からは、もちろんなまえも逃げることなんて出来ません。うさぎのしっぽをぶるぶると震わせて、身を捩っては快楽を逃がそうと必死になっているものの、所詮はうさぎ。一度スイッチが入ってしまえば、性欲の化身の名に恥じない乱れっぷりを披露してくれる事は請け合いです。
「変に……っ、なる……!ぁ、は……へ、へんに……な、っちゃ
あ、ぁっ
」
体を大きく後ろに仰け反らせたなまえに、吉良さんは逃がさないと言わんばかりの勢いで縋り付き、尚も熱心に、そしてしつこく乳首に吸い付きました。バランスを失ったなまえは力なく背中からベッドに倒れこんでしまいましたが、すかさず吉良さんはなまえの体に覆い被さるようにして乗っかります。もうどうしたって逃げる事は不可能です。
度重なる快楽で朦朧としていたところで、オスにマウントをとられるという決定的な行為。抵抗虚しく、ついになまえはメスとしての本能に全てを乗っ取られてしまいました。
ここにいるのは先程までのみょうじなまえではありません。ベッドの上で激しく体をくねらせ、理性をかなぐり捨てたような甘ったるい声で、ただあんあんと喚くだけの―――1匹の、えっちな動物です。
「あっ
ぁあぁッ……
無理だめこれぇえっ
おっぱいがぁ
おっぱいきもちっ
きもちぃです……ッ
」
「んンンッ、ちゅぱ……ッ、やっと素直になったじゃあないか、なまえ……
きもちいだろう?わたしの舌が気持ち良くてたまらないんだろう?はぁあっ、可愛いなッ……」
とろけるような媚びた嬌声は、吉良さんの猫耳と心を甘くびりびりと震わせました。
大好きななまえを自分の手でメスとして花開かせる、とてつもなく甘美な悦び。オスとしての愉悦。自分がつがいとして認められたような嬉しい気持ち。
こちらも興奮が限界に達したのか、マウントを取ったまま腰をカクカクと揺らしています。挿入すらしていないのに、本能のまま無意識で腰を振っている姿は、滑稽なことこの上ありません。
「フーッ、フーッ、……ぢゅぅッ
ちゅっ
……ンッ、はぁ
なまえ
」
「きら……っ、さ……
ぁはぁんぅ
きらさん、きらさんッ、きら、しゃん
きゃぅッ
」
「あぁ……、なんてエッチな声を出すんだ、わたしの妻は……!!ぐっ、まったく、いやらしい子だね……。いけないな……止まらなくなるところだった……。はぁっ、はぁっ……」
「んはぁ……
はひっ……
」
執拗な乳首責めからやっと解放されたなまえは、ベッドにぐったりと体を投げ出していました。瞳にハートマークを浮かべてとろんと惚けている顔から、すっかり吉良さんの与える性的快楽の虜であることが伺えます。
「フー……。凄まじい乱れようだったね。正直想像以上だったよ……」
「……
」
聞こえているのかいないのか、吉良さんはひゅうひゅうと息をするなまえを見つめました。
今たっぷりと可愛がってあげた乳首はぷっくり勃ちあがり、自分の唾液でぬらぬらと妖しく光っています。真っ白なベッドシーツに広がる美しい黒髪は、なんとも言えぬ妖艶さを醸し出しています。散々乱れ悶えたせいで完全に捲れ上がったスカートの下からは、ピンクのリボンのついた可愛いパンツが丸見えです。結構好みのパンツだったので、吉良さんは密かに嬉しくなりました。
(ん……?おや、中心が湿って……。凄いな、もうこんなに濡らしているのか、この子は……)
パンツの中心は既に色濃く変わってしまっていました。そこからはメスの匂いがたっぷりと香ります。オスを誘うフェロモンに満ちたその匂いに反応して、吉良さんのペニスが服の中でビクンと力強く脈打ちます。
(ああ、触ってほしい……。なまえの柔らかい手で、わたしのコレも……)
もちろん吉良さんのスイッチもとっくに入ってしまっています。なまえに自分のペニスを触って、擦って、舐めてほしくて、たくさん愛してほしくて、今はそれしか考えられません。
なまえの呼吸も段々と落ち着いてきたようです。吉良さんはお返しにたくさん可愛がって貰うべく、横たわるなまえの顔のそばに腰掛け、スラックス越しの股間を近づけました。
「さて、次は……おっぱいを味見させてくれたお礼をしないといけないな。それじゃあ、なまえもお勉強をしようか」
「お……、お勉強……?」
「男の人の体のお勉強さ。……わたしのココを触ってみてくれるかな?スラックスが膨らんでいるだろう?そこだよ」
「こ、ここ……ですか?」
なまえはおっぱいも丸出しで横たわったまま、言われた通りに吉良さんの股間を撫でます。完全にえっちなスイッチが入ってしまっているせいか、今や抵抗する素振りもなく、むしろ自分から吸い寄せられるように、ごく自然に吉良さんの股間へと手を伸ばしていました。
スラックス越しに何か熱い塊のような……硬いものが入っていましたが、なまえはそれが何だか分かりません。
「んん……何ですかこれ?硬い……?不思議ですねぇ……。なんか、棒みたい?なものが……あ、なんか……凄い……
」
「ぉ、おぉ……」
なまえの無邪気な好奇心に満ちた行動は、背徳的な刺激となって吉良さんの脳みそを沸騰させます。何も知らない小さくて柔らかい指で、布越しのペニスを弄り回します。棒全体をさすって形を確かめたかと思うと、今度はカリ首の段差に気づき、そこばかりくりくりと擦ったりするものですから、吉良さんは堪らなくなってしまいました。
本当はもっとたっぷり弄らせ、股間に顔面を押し付けさせたり匂いを嗅がせたりとマーキングするつもりだったのですが、早々に我慢の限界です。性急にスラックスと下着をずり下げると、最早隠す事もなく堂々となまえの目の前で性器を露出させて、見せつけました。ぱんぱんに勃起しています。
ぶるん、と威勢良く飛び出した肉の棒に、なまえは目が釘付けです。なんだかグロテスクだけれど、何故かそれが美味しそうに思えてしまい、なまえは恥ずかしくなりました。
これが何なのかは分からなくとも、雌の本能で否応無く惹きつけられているのです。
「はぁ……
なんか、凄い……ですね……。私こんなのついてないですもん……あっ……ピクピクしてる……
」
「……フゥ。実際に、生で触ってみればもっとよく分かると思うよ?ホラ……これが雄の性器だ」
「こ、これが……赤ちゃんを作るための?そうなんですね……
」
恐る恐る、今度は剥き出しのペニスを指先で撫でます。先っぽから透明な汁がダラダラと溢れていたので、そこを親指でグリグリしてみると、吉良さんが「ぅっ」と小さく呻きました。はぁはぁと呼吸を早め、みるみるうちに瞳孔がきゅっと開いていきます。なまえは初めての男性器に興味を惹かれているため、そんな吉良さんのアブない様子には全く気づけないのでした。
「わあ、なんかお汁が……?それに、びくびくしてる……」
「ン……」
「お股にこんな大きなものが付いているなんて不思議ですねぇ……、すごい……
」
「……ッ、なまえ……ぅっ……
」
なまえはただ思うがままに棒を擦り、裏筋をなぞり上げ、ぱんぱんの鬼頭を磨くように撫で、玉の袋をふにふにと揉みほぐしています。
勃起した性器をもみくちゃに弄くり回される吉良さんはたまったものではありません。絶えずダラダラと先走りを溢して、ペニスはさらに硬く、ぱんぱんに張り詰めてしまっています。苦しくない筈がありません。
「ぉ、ぁあ……
くっ……、こ……これからは『おちんぽ』と呼ぶようにしなさい。常識だからね。大人は皆そう呼んでいるんだよ……?」
「おちんぽって言うんですね……。ちゃんと覚えました……
」
「そうそう、偉いじゃあないか。百点だ……」
「えへへ……
」
可愛い笑顔で元気よく男性器の名称を口にするなまえの頭をよしよしと撫でてやります。吉良さんは倒錯的な行為にムズムズとした変態的な悦びを感じていました。愛情と性欲がぐずぐずに煮詰まった情念が、熱になって下腹で渦巻いています。
もっと触って欲しいのは山々なのですが、これ以上して暴発してしまっては元も子もないので、触れ合いはここまでにして本題に入らなくてはなりません。
吉良さんがなまえの手を掴んでペニスから一度離すと、名残惜しそうな目をされてしまいましたが、ここで射精までする訳にはいかないので、仕方がないのです。
とりあえずキリッと真面目な顔を取り繕ってみた吉良さんですが、先程までの快楽とはちきれんばかりの期待で頭はすっかり溶けきっています。
不思議そうに見上げてくるなまえの頭を撫でながら、吉良さんの脳内は幸せに震えていました。吉良さんが一番したいこと―――ずっとずっとしたかったことについて、なまえに手取り足取り教える時がきたようです。本気で守った甲斐あって他のオスに指一本触れられる事もなく、純潔のままで、今初めてなまえは自分のめすになるのです。
「さて……これを……おちんぽをね、なまえのおまんこでたくさん擦ると赤ちゃんが出来る仕組みなんだよ。早速だが、試してみようか」
「おまんこ?……どこですか?」
「なまえのおまたの事だよ。いつもおしっこするところは、おまんこって言うんだ。これも常識だから、これからはそう呼ぶようにしないといけないなぁ」
「へぇ、おまたがおまんこなんですね。ここで……吉良さんのを、こする?」
「ま、やってみれば分かるさ……!一緒に、交尾のお勉強もしようね……」
「はぁい……
」
交尾と聞いた瞬間、なまえの瞳は一瞬でぽうっと熱を帯び、吉良さんに強請るような眼差しを向けました。
ベッドに横たわる、おっぱいとパンツが丸出しの無防備な状態のなまえ。世界で一番可愛くていやらしい、誰よりも愛おしいなまえ。
吉良さんは吸い寄せられるように、なまえの剥き出しのお腹をゆっくりと撫でました。
「んっ……
」
「なまえに赤ちゃんが出来たらね、ここで育つんだよ。不思議だね」
「赤ちゃん……。私に、猫さんの赤ちゃん作れるのかなぁ……」
「作れるさ。なまえはわたしと家族を作るんだ」
「家族……」
なまえは遠い昔を思い出します。
なまえは家族を知りません。なまえの親は、動物としてとても未熟でした。なまえが小さい頃、なまえをよく殴ったり蹴ったりしては怒号を飛ばしました。なまえの妹うさぎはなぜだか可愛がられていた事をぼんやり覚えています。
毎日罵倒され否定される生活の中で生きてきたせいか否か、残念な事に精神がだめになってしまったなまえは、ある日ようやっと決心がついて見知らぬ森へと身一つで逃げ出して来た訳なのですが―――そこで吉良吉影という猫さんと出会って、たくさんお世話になったのでした。
みょうじなまえは、吉良さんと家族になれるのでしょうか。彼の望むように、二人の赤ちゃんをお腹に宿す事が出来るのでしょうか。
それはなまえには分からないし、自信だってなかったけれど、それでも―――だからこそ本心から、彼にこう言いました。
「そうなれたら、とてもすてきですね。私、吉良さんの家族に生まれたかったなぁ」
「過去の事はもう無理だが、これからなら、そうなれるじゃあないか」
「……本当に?」
「本当さ。わたしはなまえより物知りなんだ。信じていいよ」
「……」
猫とうさぎの結婚など聞いたこともありませんでしたが、吉良さんがそう言うなら大丈夫なのでしょう。もう自分で考えるのはとっくに疲れてしまっていたし、ならばこのまま、吉良さんの望む通りにして欲しいとなまえは思いました。
「……なら、わたしを吉良さんの家族にして下さい」
待ち望んだ答えを聞き届けた吉良さんは、静かに頷くと、なまえの唇にそっと口付けてあげました。
「んっ……」
血の通った唇の温かさを享受して安心していると、吉良さんはキスをしたままなまえの剥き出しの足をさすり始めます。数度撫でると、段々と手は上へ上へと上がっていき、やがて足の付け根へと到達します。吉良さんはパンツの上からなまえの大事なところを指でなぞります。
待ち望んだ性器への刺激に、なまえは再び冷静さを失い、交尾のことや、吉良さんの大きなおちんぽのこと、彼に触られているおまんこがとても気持ちいいことしか考えられなくなっていきます。体が熱くて、なんだか心まで疼くようで、ぽわぽわとした心地よさで全てが霞がかっていきます。
吉良さんの唇が離れた時、二人はもうすっかり純粋に互いを求め合う二匹のケモノとしてそこに存在していました。大好きな異性と性器を擦り合わせてとってもとっても気持ち良くなって幸せになりたい、ただのそれだけです。
「んはぁあ
きらさん……いっぱい触ってください……
気持ち、いいんです……私
すっごく気持ちいい……
」
「とてもエッチなおねだりが出来るようになったね、なまえ……
心配せずとも触ってあげるさ、なまえのおまんこにも、幸せで気持ちいい事をみっちり教え込んであげなくてはならないからね……」
「はいぃ……
お願いします……
」
吉良さんはなまえのびしょびしょのパンツを脱がすと、すっかり濡れてとろとろになった割れ目をじっくりと観察します。しかしこのままではぴったり閉じていてよく分かりません。
「ちょっと失礼するよ。なまえのおまんこをよく見せてくれ……」
「あっ
」
なまえの足を掴んで大きく開くと、慎ましやかに閉じていた割れ目が開いて目の前に晒されて、吉良さんは息を呑みました。既にとろとろの愛液に塗れて準備万端なほどのなまえのおまんこが、目の前で自分のちんぽを心待ちにしているのです。膣口はくぱくぱと開閉し、ぬるぬると潤んで熱烈なアピールをしてきています。
今すぐ突っ込みたくて、このとろとろの穴で擦りたくて仕方がありませんでしたが、なけなしの自制心てギリギリで踏みとどまる事が出来ました。
正直なところこのまま挿入しても全く問題ない程に出来上がってはいたものの、それでもなまえは処女の身。不必要に痛い思いをさせないようにと、まずは丹念な愛撫を試みます。
ぬるぬるの穴をくすぐるように撫でると、愛液がくちくちと音を立てて吉良さんの指をも濡らしていきました。濡れた指でクリトリスをこりこりして可愛がると、なまえは小さく鳴いてまたも蜜をとろとろに滴らせて行きます。そんな様子を見せつけられた吉良さんはますますペニスを硬くし、負けじと先走りを迸らせてびくびく脈打ちます。
「はぁ……、はぁぁ……」
「んっ
きらさん……っ、これも気持ちいいですけど、その……おまんこと、おちんぽを……んっ
擦るんじゃ、なかったんですかぁ……
」
「これはそのための準備だよ……、準備をちゃんとすると、死ぬほど気持ち良くなれるから、今は我慢するんだ……ッ、いいね?」
ほとんど自分に言い聞かせるための言葉でもありましたが、とにかく我慢が大事です。
互いの空いた方の手を絡めて、離すまいと固く繋ぎ合わせれば、この我慢地獄もなんとか乗り切れるような気がしました。
ひとしきりクリトリスを擦ってあげた後は、いよいよ膣をほぐす準備です。大人しくされるがままのなまえの膣口にまずは一本。たっぷり濡らした人差し指を慎重に中へと埋め込んでいきました。くぷ、とエッチな音を鳴らしながら、純潔にも関わらず思ったより容易く男の指を咥えてみせます。この調子なら自分のペニスも問題なくはめられそうだ、と吉良さんは内心喜びます。
「ぁ…ぁぅうっ
入って……!?きらさんの指がぁ
」
「わたしの指にきゅうきゅうと吸い付いてきて……なまえのおまんこは随分と甘えたがりのようだよ?全然離してくれそうにないな……ッ」
「ぁ、は……ごめんなさい
勝手にきゅっ、て、動いちゃうんです……
」
「だとしたら本当にきみは魔性だよ、なまえ」
熱くてとろとろのこの穴に挿れたら、一体どんな天国が見られるのか……。
吉良さんはなまえのおまんこを丁寧にほぐし拡げながら、そんな事で頭がいっぱいでした。
(おや。ココ……なまえの反応が違うな。Gスポットというやつだろうか?)
お腹側のナカを擦っていると、なまえの反応が明らかに良い場所を見つけ、吉良さんはついそこばかり弄ってしまいます。自分の愛撫によってくぅんくぅんと切ない声を漏らして身悶えするなまえの姿は、吉良さんにとってもたまりません。
繋いでいた手を一度離すと縋るような視線で訴えかけてきたのが可愛らしく、柄にもなくドキドキしてしまいましたが、吉良さんはなまえにもっととろけて欲しいのです。手を握っていたいのは吉良さんとて同じですが、今はとにかくなまえにたくさん感じてもらわなければなりません。
はぁはぁと獣みたいな荒い息を吐きながら、つがいのメスのおまんこをさらなる快感でトばしてやろうと同時に責め始めたのは、愛らしいクリトリスでした。両手で同時にナカとクリという敏感な場所をなぞり上げられるなまえは、強烈な快感の明滅で頭を激しくちかちかさせてしまいます。
「ぁはあぁぁ
それっ……、あっ、それらめぇえ
きゃぁッ
きゃぅんッ
そんな、ぁ、っ
いっぺんにしたらしんじゃ……い、ます
」
「はぁ、はっ、はっ、気持ちいいんだね、なまえ……。もっとして欲しい?わたしにここを触ってほしいんだろう?そうだよな?」
「だめですッ、も……ぉッ
だ、だめ……やめてぇ
」
「ダメじゃないだろッ、もっとしてって言うんだよ、なまえ、ホラッ……!!ここが気持ちいいんだろうっ」
「んぁひっ
強くしちゃッ、ぁ、あぁぁッんッ
ちがっ、ちが、い、まぁ……
きらしゃ、もう、我慢れき、ないの、……おちんぽ
きらしゃんのおちんぽで擦ってくらさぁいッ
」
「……ッ!!!」
目の前でここまで熱烈に求められて、ちんぽをぶち込んであげないオスがいるでしょうか?
吉良さんは光の速さで、半分下ろしていたスラックスと下着を邪魔とばかりに ベッドの下に吹っ飛ばし、横たわるなまえに飛びかかります。あまりに必死に己を求めるオスの姿に、なまえは頭からつま先まで、ゾクゾクとしたメスの悦びが鋭く駆け抜けていくのを感じました。今から自分の体は吉良さんによって大人のめすにされてしまうのです!うさぎのしっぽは興奮で震え、体温がぶわっと上昇し、頭の中はおちんぽへの期待で我を忘れきってしまいました。よだれをたらし、ただ一心に吉良さんにおちんぽを懇願します。
「なまえッ、なまえッ……、もう挿れるよ、挿れるからなッ……!!」
「はい
はいっ
擦ってぇ
擦ってくださぁあい
吉良さん好きっ
」
「ああ、好きだ、わたしも好きだよ……、ずっと……」
「ふ、やぁ、ん
そ、そこ……
」
「フーッ、フーッ、今たっくさんほぐしたここ……なまえのおまんこの穴にわたしのこの、ガチガチちんぽを挿れてズボズボすると赤ちゃんが出来るからねッ」
「ぁぅ
早く、早く
」
なまえの桃色の割れ目を上下に、ぬちょぬちょぐちゃぐちゃと濡れた音を立てておちんぽが擦りつけられています。愛液と我慢汁が混ざり合って、互いの性器はしとどに濡れそぼり、ぬらぬらと光りました。交尾の準備はもうバッチリです。
なまえの太腿を掴んだ吉良さんは狙いを定め、とうとうおまんこ穴にちんぽを呑み込ませていきました。なまえの処女を奪う、一生に一度のこの瞬間を頭に焼き付けておけるように、ゆっくりゆっくりと侵入します。
「ふっ……、ぅ、おお、ぉ……
なまえのおまんこ、中までみっちりとろとろだッ……、これは……凄い
」
「ぉっ!?!?ふ、ふぐ、んんん……ッ
太っ……、太いぃ……!?」
慣らしたとはいえ、指とは比べ物にならない大きさの硬いもので押し拡げられるこの行為は、なまえには少し負担でしたが、きっと大丈夫。おまんこは皆、オスの性器を呑み込んで気持ち良くできるように作られているのです。うさぎのなまえの事ですから、またすぐおちんぽにも体が順応する事でしょう。
「ぅくぅう……きら……さ……、はぁっ……ふっといよぉ……」
目を白黒させながら、はくはくと酸素を求めて胸を上下させるなまえ。初めておちんぽに貫かれた場所からは、少しだけ血が滲んでしまっていました。時間をかけて全てを呑み込んだおまんこはぎちぎちに拡げられ、そしてこれからもっと吉良さんの形に馴染まされてゆくのです。
うねうねと尻尾を揺らしていた吉良さんは、すぐに射精などしてしまわないように気合いを入れると、早速おまんこ穴でちんぽを前後にしごき始めます。
「動く……、から、ね……ッ」
「あっ!?」
ぬりゅん、ごりっ。
体の内側、内臓への初めての刺激は、なまえには全くの未知のものでした。たった一突きしただけで上気していた頬がみるみるうちに青ざめていくのを、吉良さんは興奮に満ちた表情で見守ります。ちんぽに慣れていないこの反応は、なんとも初々しいものでした。
「なッ!?なななッ、……内臓がっ!?吉良さん待って!!こ、これっ、おかしいんです!!んひぃっ……!な、なんかっ、体の中身が出ちゃうぅっ!?!?」
「内臓……ッ?出ないよ……何言って、るんだい、くっ……
」
「だっておなか、変なの……!!やだ、やだっ怖いよぉ……怖いです……!き、吉良さん助けて……!!」
「なに、心配する事はない……
なまえの体はわたしのチンポでとっても気持ちよくなれるように出来ているんだッ、ぁああ
」
「ひぃっ!!ひぃいッ!?」
尚も胎内でゴリゴリと暴れる太い棒は、全く止まる気配を見せません。
おなかの中の粘膜を引っ張られる感覚に恐怖を覚えたなまえはパニックです。体の中身を引きずり出させるような気持ち悪い感覚に、ぶるりと鳥肌を立たせてもがきまくります。恐怖のままに手足をめちゃめちゃにバタつかせていますが、しかし吉良さんにしっかり押さえつけられているため逃げ出す事は出来ません。
それになまえが何と言おうと……それこそ泣こうが喚こうが、吉良さんは最後まで交尾をするつもりです。何より吉良さんの性器は射精したくてパンパンに張り詰めて硬くなっているのです。こんな状態で我慢なんて出来そうにありません。
押さえつけたなまえの穴へズボズボと、勃起ちんぽを遠慮なくリズミカルに抜き差し続けています。
「今はまだっ……、不快感の方が大きいだけさ……
でもなまえ、こうしてッ、擦っていればね……ホラ、ホラぁ……ンンっ
どうだいッ
」
「……!?あっ
いやぁっ、これ……これっ
お腹ッ、お腹イイっ
おにゃかごりごりくるぅっ
んぉああっ
」
「ぉおっ締まる……くっ
フフッ、わたしの言った通りだったろう?あられもない声を出してっ、いやらしいなぁなまえ
」
「勝手に声っ、出ちゃうんですぅっ
んひぁあぁッ、ぁっ
んんんぅ〜ッ
ぉ、あはぁ……
」
なまえの口からは、自分でも聞いた事のないような熟れたメス声がひっきりなしに漏れ出てしまいます。男性に媚び、甘え、愛を強請るとてもえっちな声。本気で恥ずかしいのに、そんな恥ずかしい自分を吉良さんに全部見られているという状況にさえ、今は興奮が止まりません。強烈な多幸感を伴った解放感さえ味わっています。
すっかり性交の興奮に呑まれたなまえの痴態。大好きななまえの雌丸出しの媚態に煽られた吉良さんは、もう止まれる訳なんてありません。
ぐぽっぐぽっ
ずりゅっ、ずりゅっ
二人きりの部屋には性器が擦れ合う淫らな水音と、二人の甘い喘ぎ声が響き続けます。
もつれ合い、愛を請い、交じり合って、二人の境目は段々と曖昧なものへと変化していきます。それでももっとその先をとせがむように、なまえに覆い被さるオスは激しく腰を振り立てては快感の雄叫びをあげています。
「ぐぅ、ンッ
おっ、おおおぉッ
にゅるにゅるで柔らかいっ、のにッ
くっ!!みちみちに締め付けてくるなんて……、くぉ、おっ
なんていやらしいおまんこをしているんだい、なまえはっ……!!」
「んあぉッ
ご、ごめんなさいっ、ごめんなさいぃい
えっちまんこでごめんなさいッ
ゆ、許してくらさ……吉良さんッ
ひっ
んひぃッ
」
「いいや、こんなえっちまんこは絶対許せないな
こうやって……、強めに突いてッ、ンン
ぐちゃぐちゃにッ、混ぜてあげるしかない、よなっ
」
「ふやぁああっ
おっ、おちんぽ速っ、速いぃ
どちゅどちゅって!!奥がっ……、んひぃ……
とけるっ、とけ、ちゃぁ……あ〜〜〜
」
「ッ……
」
なまえのあまりのいやらしさについ射精しそうになった吉良さんは、すんでのところで熱いおまんこから性器をずるりと引き抜きました。
なまえの膣口から混ざり合った体液が糸を引き、ぱくぱくと続きを求めるように蠢いています。そんないやらしいところを見てしまったせいで、もっとおまんこしたいと茹だっている頭をなんとか落ち着かせます。出すなら、もっともっと奥まで届く体勢の方がより良い筈です。
力なくぷるぷるするばかりのなまえの体を、吉良さんは容易くごろんとひっくり返します。うつぶせになったなまえの上から覆いかぶさり、なまえの小さな体を潰すかのように強く抱きしめました。裸の肌同士がぴっとり密着する多幸感に、吉良さんは悦びでぶるりと背筋を震わせました。なまえの若い肌はぷにぷにのもちもちで、白い肌は熱く火照って興奮を示しています。なんていやらしい娘なのでしょう。
しかし興奮する吉良さんとは対照的に、なまえは少しだけ眉根を寄せていました。自分よりずっと大きな筋肉質のカラダに乗っかられるのはしんどいのです。
「ぐえ……、き、きらしゃ……おもぃ……
」
密着する吉良さんの脇腹をぺちぺちと叩いて抗議します。
絶え絶えの声を絞り出し、なんとか退いて貰おうとしたものの、吉良さんは全く取り合ってくれません。
なまえの背中に張り付いたまま、尻尾をゆるゆると動かし、恍惚の表情で惚けています。
「フゥウウウ〜〜〜……。ちょっと重いかもしれないが我慢だよ。大丈夫、なまえなら出来るさ……。この体勢でわたしをしっかり受け止めるんだ」
「ぁ、ぁぅ、……そ、そんな……
」
「本当に押し潰したりなんかしないさ。わたしはなまえの旦那さまなんだからね」
「だ、だんなさま……
」
「フフフフ……、ん、ぴちゃ、れろっ……」
激しい快感のせいでなまえの頬に伝っていた涙を、吉良さんはべろんべろんと舐め回しました。ふんふんと鼻息が当たるくすぐったさに、なまえは気持ち良さの限界を超えて脱力してしまいました。くったりと力の抜けた小さな体をしっかり抱きしめると、吉良さんは再びぬぷぬぷと性器を挿入し、尻を振り始めます。
射精が近い事を自覚した吉良さんは、まずはおまんこの感触をしっかりと味わっておくべく、数度ゆ〜っくりと抜き差しを繰り返しました。
「抜くッ……とっ……ぉぁああ……
なまえのにゅるにゅるの膣壁が吸い付いてきて、これは……っ、凄い……な……!!」
「ふぅうっ……、ぁぅ……んくぅぅん……
」
「あったかいよ、なまえのおまんこ……。とてもいいおまんこだね……なまえはちょっと間抜けだと思っていたが、ここはとっても成績優秀だ……ッ
偉いじゃあないか」
「んぃぅ……
おちんぽ、ゆ、ゆっくりだめぇえ……
ぁっ、ふといよぉ……
おちんぽ、ちんぽぉ〜……
えへぇ……
」
「ンン〜、聞いちゃいないなぁ。フフフ、スイッチが入るとすぐこれだ。まったく、なんていやらしいんだか……。ホラッ、もう一度奥までゆ〜っくり押し込んであげるよ……ンンッ……
どうだい……
わたしのチンポは……」
「はぅ
あっ……、だいしゅきぃ
だいしゅきれす
んあぁ〜……
」
「チンポが大好きだなんてなんて悪い子だ……。なぁなまえ。いやらしくていけない子には中出ししかないよな?」
「な、なかぁ……?は、はぃい……
」
膣壁を擦り上げる動きにめろめろになってしまったなまえの雌丸出しの媚態に自身も興奮しつつ、吉良さんはラストスパートとばかりに腰の動きをいっそう早め、なまえを責め立てました。
もちろん吉良さんはなまえを孕ませたいので、なまえの子宮奥にたっぷりと濃厚精子をかけてやるつもりです。奥へ奥へと目指しておまんこを突きまくりながら、同時に何かを探すような素振りを見せています。
「こうすれば届くかなッ……?ン〜、もっと奥か……ッ、おぉ
ここかな、コツコツすると、ンン
鬼頭に吸い付いてくるぞッ
おお、これは……い、いいッ
」
「んぁぁぉっ……!!ふわぁあ
な、何か当たって
んひっ!?ぅっ、何して、るんですかぁ……ッ
」
「何って……分かるだろ?子宮口だよ……。なまえの子宮口にわたしのこの……チンポの先でいっぱいキスをしてあげたくてね?」
「しきゅ……こっ……??ぁっ、ぁんっ
な、なに?」
「ここにわたしの精子をたーっぷりかけてあげないといけないんだよ
」
なまえは目を白黒させて戸惑うばかり。
まだ若く知識も浅いなまえは、吉良さんの言う『子宮口』が何を指しているのかが分かりませんでした。そんな無知ななまえにも吉良さんは呆れたりはしません。吉良さんは優しい猫なので、『子宮口』とは何なのかを、体を以ってみっちり丁寧に教え込んでくれる予定です。
吉良さんはいやらしく微笑むと、腰の動きはそのままに、なまえのうさみみに顔を寄せて囁きました。
「なまえのとーっても大切な場所……フフ。赤ちゃんを作るお部屋の事だね」
「あ、赤ちゃんを……?でも、でも私うさぎでっ
猫さんとの赤ちゃんなんてっ……ちゃんとっ、できるんですかぁっ……?やっぱり、はぉっ
無茶ですよぉ……
」
「最初から諦めていてはいけないね。こうして、……くっ、
まずは試してみないと……、ほら、なまえの子宮口がわたしのチンポの先にしゃぶりついているよ
こんなっ、とても……愛おしそうに
くぉおっ!旦那さまのチンポにしゃぶりついているじゃないかっ
」
「ぁっ、む、むりぃ
」
「無理じゃない……。なまえはわたしの子を産むんだ
」
「ぉっ
ぅ
」
子宮口をぱんぱんの鬼頭で強くこね回されているなまえは快感で既にトびかけていますが、おまんこは本能できゅんきゅんとうねり続けます。己に性器を突き立てるオスの精子を絶対に搾り尽くすべく、メスの体は貪欲かつ健気にもちんぽにおまんこ奉仕を続けているのです。
なまえの熱心なおまんこ奉仕に感動して震える吉良さんは、いよいよもう堪えきれそうにありません。
「ほらッ、そろそろ出すぞッ……!!孕め、なまえ……、孕めッ孕めッ……
ぐっ、……
」
「あぅッ、おッ、おぐっ……、やめてぇ……
これ以上奥っ、ぐるじッ……
ぎもちぃ……
ぉっ
」
「こうした方がいいんだよ……。こうした方が妊娠しやすいんだ……!やめてじゃない、もっとって言えっ、なまえ!!」
「だって、だって……ふ、深いよぉおっ
吉良さんっ……
おにゃかッえぐれるっ
ごりごりえぐれてますうぅッ
ん、んはぁぉおぅッ
……ッ、……んぉあぁっ
」
がすがすと腰ごと叩きつけるような動きに、なまえの華奢な身体は容易く跳ねてしまいます。
吉良さんはなまえのおまんこの心地よさにとても夢中になっていました。ぬるぬるの熱い雌穴にキツく絞られる初めての感覚は、腰を動かすたびにあまりにも強烈な快楽として脳髄に刷り込まれて行きます。その度にちんぽが狂ったようにバキバキに硬く張り詰めます。もはやなまえへの配慮だとかは頭から飛んでしまっており、目の前のなまえのめすまんこの事しか考えられません。
もっと擦りたくて、突きたくて、抉りたくて、ズボズボしたくてたまりません。そうしてなまえの全てを、もっと、もっと、もっと。自分のものに。
絶対になまえを自分のめすにしてやるのだという情念だけをふつふつと煮え滾らせて、しつこくガツガツと腰を振りたくります。
歯を食いしばり、ぐるるるっ、と喉を鳴らしては狂ったようになまえの名を呼んでいます。
「孕めなまえッ、初めての交尾で孕めッ!!わたしに精子出されて孕めッ……ぐぅうッ、ぁっ、射精る……ッ
ンッ
おおおおぉッ
」
「きゃひっ……ッ、あっ
ひぁああぁあぅぅうッ
あっついの、きてッ
おなか溺れてるッ
せーしっ??吉良さんのせーしがっ、ひぁんっ
どろどろ出てるよぉおッ
」
「うおおぉ……
うねうねと……ぐっ、チンポ絞られるッ
フーッ
フーッ
……ンン、はぁあ〜……
」
「……ッ、
……
……はーっ、……はーっ……
」
吉良さんが性器を引き抜くと、なまえの小さな割れ目からとぷりと精子が伝い落ちます。桃色の粘膜に己の出した白濁がまとわりついている様子を見て、吉良さんは黒い征服欲が満たされていくのを感じていました。自分の精液の匂いでのマーキングも完璧。これでなまえはもう、完全に自分のお嫁さんです!
スガスガしい達成感で体の疲労など彼方へと吹っ飛び、胸は大好きなめすと愛し合えた喜びで満ち溢れていました。これから先もそばになまえがいれば、吉良さんの人生に何も苦しい事などはないでしょう。
うつぶせのまま、僅かにぴくぴくと震えているなまえの真横に転がって、真っ白いお尻を撫でながら、吉良さんは機嫌良さげにしています。
「フゥ〜……
たくさん出してしまったね
……いいかいなまえ、これからは旦那さまであるわたし以外とこういう事をしてはだめだよ?分かったね?」
「はぁっ……、はぁっ……、う、うぅッ……
」
「おや。なまえ、返事は?……それともまだ犯され足りないのかな、わたしはそれでもいいんだがねェ〜……
」
「ひんっ
」
くちゅりと、吉良さんの長い指がなまえのぬとぬとの割れ目をなぞってはいたずらを仕掛けてきました。なまえはハッと我に帰ると大股開きのままだった足を急いで閉じて、吉良さんの手の進行をなんとか阻止します。
交尾はとっても気持ち良くってふわふわするけれど、こんな強烈な快感を日に何度も味わわされては頭が壊れてしまいそうだ、となまえはゾッとしました。
「……はっ……はひ……、わ、わかりましたぁ……
きらしゃん以外とッ、えっちしません……
わかったから休ませて……くらさっ……これ以上はっ……しんじゃう……
んはぁ……
」
「フフフ、そうだね。……今日はここまでにしておこうか。とても気持ち良かったよ、なまえ」
初めての交尾で熱烈に愛されて腰が抜けているなまえは、柔らかいお布団に体を突っ伏したままぷるぷると震えるばかり。未だ抜けない熱の名残りに揺蕩って、頬は林檎のように染まったまま。
そんな様子を愛しく思い、吉良さんは顔じゅうに優しくキスを落とします。
こうして、世界で初めて猫とうさぎは結ばれました。
愛の形は十人十色、異種族の恋もあったってよいのです。決して二人の間に赤ちゃんは望めなくとも、周りに受け入れて貰えなくとも、当の本人たちが共にありたいと願ったのであれば、それが二人のすべてです。
この森で静かに暮らしていけば、きっと二人は幸せでいられる事でしょう。もしなまえのもとの家族がなまえを見つけ出し、取り戻そうとしたとしても、肉食獣の吉良さんからしたら大した脅威にもなりません。あらゆる災難からなまえを守ってやれる自信だってあります。
「今日からが、わたしたちの人生の再スタートだね……。これからは、どんな事も二人で乗り越えていこう。わたしはなまえと幸せになりたい……」
「私も……精一杯吉良さんを支えますね。お嫁さんにして下さって、ありがとうございます」
なまえからの優しい口づけ。吉良さんは満足そうに微笑むとなまえを抱き寄せ、そのまま二人はうとうとし始めます。まどろみの中、吉良さんに手を握られた感触を最後に、なまえはあたたかな眠りの世界に落ちてゆきました。
己の腕の中で、安心しきってすやすやと眠る愛しいお嫁さんの姿を眺め、吉良さんは今日という日が今までで一番幸せだと実感しました。そして、これから夫としてなまえと過ごす毎日は、きっともっともっと素晴らしい日々になる事でしょう。胸がぽうっとして、とても心地が良くて、生まれて初めて心身共に満たされたような気分に浸っていました。
「……♪」
吉良さんは金色のしっぽをなまえの腕に巻きつけたり、小さな指先を弄り回してみたり、眠るなまえに興味津々な様子で触れています。猫のサガゆえか、どうしても美味しそうだとは思ってしまいますが、それでも食べたりはしません。なんといったって、自分は彼女の旦那さまなのですから。
「そういえば……結婚すると姓が変わるんだったなぁ。今日から彼女は吉良なまえか……。フフフ、わたしのことは今度から下の名で呼んでもらわなければ……」
なまえの可憐なこの唇で「吉影」と呼んで貰える未来を想像して、吉良さんはとても幸せな気持ちに包まれました。なまえが起きたら、二人で軽くシャワーを浴びて、ご飯を作って、二人で一緒に食べましょう。それから、名前を呼んで欲しい事を伝えましょう。
「わたしも寝たいところだが……なんだか興奮のせいか目が冴えているな。せっかくだし、なまえが起きるまで見ていることにしよう……」
それから吉良さんは、なまえが起きた後の計画に心を弾ませつつ、飽きる事なく、本当になまえの目が醒めるまで、隣で熱心に愛しいお嫁さんの寝顔を見つめていたのでした。
- fin -
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