会話文。
「亜子ちゃん」
「何ですか久々知先輩」
「…何で後ろ向いてるんだ?」
「その手に持っているものを見たくないからです」
「持っているものってとう…」
「その名前を口に出さないでください。ブッ飛ばしますよ」
振り返り、にこりと笑って握り拳を作った彼女から、そっと豆腐を隠すことにした。
***
亜子ちゃんがもし豆腐嫌いだったら久々知さんはどうするのだろう。豆腐攻め?
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