「疲れラマって知ってる?」
「ツカレラマ?うーん…ごめん、マモル。日本語とかそんなに得意じゃないんだ」
「そうなのか?」
「キャプテンが日本人だから話せはするけど意味とかまでなるとちょっと…カンジ?も書けないし。ところでツカレラマって?」
「んー?ああ、疲れラマってのは疲れてるのにたつことなんだって」
「?たつ…何が?」
「ナニが」
「…………………えっと、あれ?俺の解釈がおかしい?凄くいけない意味で捉えちゃったんだけど?」
「ん?正しいぜ?そういう意味だから。正確には、激しい疲労に脳が生命危機を感じて勃起することだってさ」
「…へー」
「何かびっくりだよな!」
「あのさ」
「何?」
「それって試してる?俺、そんなに忍耐強くないんだけど?」
「うん?試してはないぞ。誘ってるだけ」
「…意味、わかってる?わかってなくてもするけどさ」
「どっちにしろするんだ。いや、知ってるけどさ…って、フィディオ?」
「何?」
「誘いはしたけど早くないですか?」
「言ったろ?忍耐強くないって」
「そうだけど…っ、ちょ!せめてベッドとか」
「ダメ。待てない」
「う、ぁ…まてまてまて!ここじゃマズいって!」
「ああ、誰か来るかも?」
「そう!」
「うん、上等。見せつけるいい機会だよね」
「いやいやいや?!よく…や、フィディオっ」
「だーめ、安易に誘った自分を恨んで。もう他事禁止。俺だけ考えてね」
「〜っ!!」






(安易に誘っちゃいけません)










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