「一目惚れなんだ。付き合ってくれないか?って言われた」 「へぇ、円堂に告白か。よかったじゃねぇか」 「円堂になぁ。でもお前のどこに惹かれたんだろうな」 「円堂のことだどうせサッカーする姿とかだろう」 「それがさぁ、コッカク?がどうのって言ってた」 「骨格だぁ?」 「そう、コッカク。あ!もう一人には眼球って。後、」 「ま、まだあるのか?」 「ああ、筋肉がどうのって」 「……どんな女子だそれ」 「えっ?」 「え?」 「おい、まさか…男だなんて」 「うん、そう。しかも三人とも留学生なんだよな。外人ってみんなあんな変わった人なのかなぁ」 「…………」 「……おい、頼むから落ち着け」 「十分落ち着いているが?」 「いや、鬼道の言う通りだ。背後に般若見えてる」 「そうか?」 「や、マジで落ち着け!目!目が笑ってねぇから!」 「そうだ円堂!それで?いきなりそんな話を振った理由はっ?!」 「え?どうしたんだよ鬼道。えっと…最近よく触られたりコッカクとか眼球とか筋肉の良さ?とか言われるからどうしたらいいのかなって」 「…あー」 「まてまてまて!風丸座れ!」 「いやだな、染岡。ちょっとトイレだ」 「トイレにシャープペンなんていらねぇだろ!まった!どっから出したかしらねぇけどバットは置いてけ!」 ああもう!厄介な! |