2012 / 08 / 26


「なぁ鬼 道くん …」

「なんだ 不動? 」

鬼道が振 り向け ば今さ っき買 い物か ら帰っ て来た不 動が台 所で突 っ立っ ていた

「確か俺 お米を 二合炊 いとい てって 言った よな」

「そうだ が?」

確かに不 動は買 い物に 行く前 に鬼道 に頼ん でいた 鬼道は確 かに言 われた 通りに お米を 洗って ボタンを 押して 炊いた

「なんで こんな に米が びちゃ びちゃ なんだ よ!」

不動は炊 飯器を 指を指 して鬼 道を睨 めつけ た

「なにが だ?」

「こっち に来て 見ろよ !」

不動が言 うので 鬼道は 読んで いた新 聞を机 の上に置 いて不 動の隣 に立っ て炊飯 器を覗 いた

「……… …」

鬼道は出 る言葉 がなか った

炊飯器の 中のお 米は水 分を吸 いすぎ てお粥 のように なって いた

「鬼道く んはお 米の炊 き方も 分から ない の?」

「いや、 確かに 米を二 合分に 水を4 の線ま で入れた ぞ」

「それが 原因だ よ!バ カ!」

不動はそ う言っ てため 息をつ いた

「仕方が ないか ら食べ るか」

「食べら れるの か?」

「勿体な いだろ ?」

不動は二 つの茶 碗に水 分を吸 いすぎ たお米 をよそっ て机に 運んだ りして 晩御飯 の準備 を始めた

「鬼道く んも準 備手伝 って」

「分かっ た」

鬼道も準 備を手 伝って 十分ほ どで用 意が出 来た

鬼道と不 動は席 につい て手を 合わせ た

「じゃあ 」

いただき ます。

end

―――― ―――
「カミツレの花束」のマユンさんから1000hit祝いでもらいました!!
ありがとうございます(^〇^)


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