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※ぬこバネ注意!



昨日から俺は春風の家に泊まりで遊びに来ていて、朝目を覚ますとそこには信じられない光景が。
隣で寝ている春風にぴょこんと猫耳が、尻尾が生えていた。
きっとまだ寝ぼけてるんやなと思って、再び眠りについた。



「…ら、…蔵!

俺を呼ぶ声が聞こえ目を開けると、春風がいた。
視線を春風の頭上へ送ると、本来あるはずのない猫耳と尻尾が。
夢やなかったんや…

「春風、その耳と尻尾どないしたん?

「そんなん俺が聞きてぇよ…」

昨日変なもんでも飲んだかな…
でも、そうやったら俺にも耳生えとるよな。
春風は早く元に戻りたいみたいやけど、こんな機会滅多にあれへんやろ。
春風には悪いが、俺はこの状況を楽しむことにした。

まずは耳から。
そーっと気付かれないように触れてみると、春風は肩をびくっと震わせた。
それに連動して、尻尾もぴんと立ち上がる。
もう一度、今度は両方一緒に触ると、

「ひゃんっ!」

なんて可愛ええ声が聞こえてきた。
きっと擽ったいんやろうな。
楽しくなって、耳と尻尾を両方触ってみる。

「ふわぁ、んっ、やめ…っ!」

と言って体を捩って拒んでいるが、俺は耳と尻尾を弄ることをやめなかった。
ふわふわしてて触り心地も最高やし、ずっと弄ってても全然飽きへん。
その度に春風はあんあん鳴いとったけど。

あれから10分ぐらい経ったかな…
そろそろ春風が可哀想に思って弄るのを止めたんやけど、

「蔵、1ヶ月お触り禁止な…」

そう言われて、後悔したのは言うまでもない。



変態白石×ぬこ黒羽