WB | ナノ
※ちょっとエロチックかも←



只今、俺の恋人・春風は入浴中。
本当は一緒に入りたかったやけど、顔を真っ赤にして拒否された。
まあ、付き合い始めてそんなに経ってへんし、しゃあないか。
しかし、春風が風呂から上がるまで特にやること無いな…
しゃべる相手もおらへんし…寂しいわ。


特にすることも無くぼーっとしてたら、遠くから風呂場の引き戸が開く音が聞こえた。
春風が風呂から上がったようだ。
今すぐ春風に抱きつきたいが、今行ったら絶対怒るから行かないけどな。
寂しかった、って言えば許してくれるんかな?
なんて、下らない事を考えてた。

黒「蔵、風呂上がったぞー

白「ん、分かっ…

俺が急に黙ってしまい、春風は首を傾げている。
そこにおるのは紛れもない、俺の恋人や。
でも、風呂上がりで髪を下ろした春風が一瞬だが、誰か分からなかった。

白「春風って髪の毛ちゃんとセットしとったんやな…

黒「ん、地毛かと思ってた?

白「おん…

髪の毛セットしとったなんて今始めて知った。
なんか印象変わるわ…
勿論、良い意味でな。
普段と違う春風をまじまじと見つめてしまう。
一方、春風はずっと見つめられて恥ずかしいのか、頬をうっすらと紅く染めている。

黒「…お、俺の顔になんか付いてるか…?

白「いや、何も付いてへんけど…

やばい、春風から目が離せへん。
俺の体、どないしたんや。
春風も俺がずっと見つめてるから疑問に思ったのか声をかけようと近寄ってくる。

黒「おい、蔵、どうしたんだ…わっ!?

思わずソファに押し倒してしまった。
理性が飛びかけてんのかな、俺。
風呂上がりの春風が妙にやらしいのがあかんのや。
未だ状況が飲み込めてない春風にキスしようとしたら、肩を押し返された。

黒「ちょっと待てよ、蔵…急にどうしたんだよ…

白「春風がやらしいからやで…

黒「は?…んっ!

否応なしにキスをする。
春風はいきなりのキスに戸惑っているが、そんなのお構い無しに春風の舌を絡めとり、深く口付ける。
俺は春風を堪能できたから、唇を離した。
春風はまだ物足りなさそうな顔しとるけど。

黒「はぁ…っ…だから、いきなりすんなよ…

白「春風があかんのやで。俺は悪ない。

春風の顔はまだ赤い。
リンゴみたいな色しとって、今すぐ食べてしまいたい。
そんなこと考えたらまたムラムラしてきた…

黒「てか、汗かいちまったんだけど…

白「じゃ、俺と一緒に入ろうや!

黒「ぜってー嫌だ!!






なんか終わり方が中途半端に…orz

マサキ様、ネタ提供ありがとうございました!!