WB | ナノ

※えろじゃないよ!



俺の恋人は、普段は頼れる皆の兄貴的存在。
そんな頼れる兄貴も俺の前では…


白「春風、あーんしてほしい?

黒「…(こくっ)///

春風は顔を紅く染め頷く。
俺の恋人はこういうことに耐性が無いんか、すぐに顔を赤くする
ま、そこが可愛ええんやけど

このまま、あーんしても良かったんやけど、ちょっと春風をいじめてみたくなった。

白「ちゃんと言ってくれへんと、俺分からんわ〜。してほしいなら、お強請りせなあかんな。

黒「えっ////

その顔は反則やって…

白「んー…春風はお強請りもできへんのか〜。なら、あーんはお預けやな。

あえて、冷たく接する
さ、春風はどんな顔してくれんのかな
人をいじめて楽しむなんて俺ってば相当なドSやわ
ま、春風の前だけやけどな

白「さ、どないする?春風

黒「…////

春風は黙りこんでしまった
ちょっとやりすぎたかな…?
でも、目ぇうるうるさせとってめっちゃ可愛ええ
今すぐ襲ってしまいたい可愛さや…
すると、春風の瞳から涙が零れた

白「え、春風どないしたん!?

黒「……そんな、意地悪すんなよぉ…

か…可愛ええええええ!!
泣いてる春風には悪いけど、めっちゃ可愛ええ

白「ああ…ゴメンな、春風。俺が悪かった。な?ゴメンな、ほんまに

黒「ん…別に、気にしてねぇから…

あのあと、どうして泣いたのかって聞いたら、「蔵に嫌われたのかなって思ったから」だと。
なんか、とても悪いことをしてしまったな…

白「あ、ほな、あーんしたるわ!春風、あーん!

春風を慰めようと必死な俺。
端から見たら異様な光景やろうな。

春風は怯えた目付きでこちらを見ている。
まだ警戒されとるんか…やっぱ、意地悪しすぎたな
そして、春風は恐る恐るケーキの刺さったフォークに口を近づけていく
ケーキまで後少しってところで、フォークを春風から遠ざける
勿論、春風はケーキを食べることは出来ていない
最初不思議がっていたが、すぐにこっちを睨んできた、と同時に…


ちぅ


黒「!!?/////


春風にはお詫びの意を込めて、ケーキよりもあーんよりも甘い、キスのプレゼント

春風は直ぐ様顔を逸らした
その顔はとても赤くて可愛らしかった


皆の頼れる兄貴も俺の前では、めっちゃ甘えてくる
他の人に教えたくない春風の秘密。
このことを知ってるのは、勿論、俺だけや。


関西弁が迷子w
白石が標準語て…orz