SBR | ナノ


※サ+バ+亮が黒羽宅で勉強会。
※バネさんと白石は付き合ってる設定


今日は俺ん家で勉強会
それぞれ教科書やワーク、参考書と睨めっこ状態。
勿論、俺もだ。

皆頑張ってるな、なんて思いながら、周りを見渡すと、目を引くものが。

黒「サエ、お前目悪かったっけ?

佐「ん?ああ、だて眼鏡だよ、これ。

黒「目良いんだったら、そんなん掛ける必要ねぇだろ

亮「バネ、知らないの?最近は、だて眼鏡を掛けるのが流行ってるんだよ

黒「ふーん…俺には何がいいのかよく分かんねぇけどな…

佐「バネも掛けてみたら?

黒「え、別にいいって…

亮「いいから、いいから。

黒「う…分かったよ…

ほぼ無理やりだて眼鏡を2人に掛けさせられた。
眼鏡のフレームが視界に入って、視界が狭くなった気がする。
何でわざわざ、こんなもんを掛けるのか分かんねぇ。

亮「うん、似合ってる。

黒「おお、マジか

佐「うん。あ、そうだ。折角だし、写真撮ろうよ。亮、俺のケータイ取って

黒「お、おい、ちょっと待て。俺は撮りたいなんて一言も言ってねぇぞ!

俺は2人に止めろと言っているが、2人は勝手に話を進めている
いくら似合ってるとは言われても、それが形として残るのは、なんか嫌だった。

亮「はい、ケータイ。

佐「ありがと。じゃあ、真ん中寄って

黒「だから待てって!

佐「バネ、ちゃんとカメラ見て

黒「やだって!撮りたくねぇ!

佐「…亮、バネの左側押さえて

亮「了解ー

黒「わっ、離せって!

亮1人ならどうってことないが、サエと亮に両サイド押さえられてるから、振り払うことができない
必死に抵抗する俺を見て、サエが口を開く

佐「バネ、いい加減諦めたら?

黒「だいたい、そんなもん撮ってどうすんだよ

佐「…記念、だよね

亮「まぁ、そうだな

黒「…分かった、撮ればいいんだろ…

佐「やっとその気になってくれた?

黒「もう抵抗するのも面倒になってきただけだっつーの。でも、1枚だけだぞ。

佐「1枚でもいいよ。さ、早く撮ろうよ

もう何でもいいから、早くしてほしい…
サエは3人がカメラに収まるようにケータイをむける
勢いで許可しちゃったけど、やっぱりいざ撮るってなると恥ずかしくなってきた

佐「バネ、ちゃんとカメラのほう見て。

亮「一度やるって決めたんだから、いい加減腹括りなよ。

黒「…分かったから、早く撮ってくれ…

もうどうにでもなれ、正直そう思った
早く撮って終わらせたい
だいたい勉強しにきてたのに、どうしてこんなことになったのか。
あ、俺がサエのだて眼鏡に触れたからか。
原因は俺ってか…

佐「いい?じゃあ、撮るよー


――パシャッ…


カメラのシャッター音が部屋に響く。
ああ、やっと終わりか…
これで勉強に打ち込めるな、なんて思っていたが、サエはまだケータイをいじっている

黒「サエ、そろそろ勉強再開するぞ

佐「ん、あとちょっとだから……うん、もういいよ

亮「てか、何してたんだ?

佐「白石にさっきの写メ送ってた

黒「はぁ!?送ったのか、さっきのやつ…

佐「写メ送っちゃダメって言ってなかったじゃん

黒「そういう問題じゃねぇだろ!///

亮「バネ顔真っ赤。

黒「んな訳あるかっ!///


このあとすぐに俺のケータイに蔵からメールが来たのは言うまでもない。






1日で書き上げてないから、話がぶっ飛んでる(笑