体内っていうか、(有りもしない)堕胎(?)を鋭く穿たれて抉られるその感覚に吐きそうになった、まあ、開閉を繰り返す口から出るのは残念ながら無機質な喘ぎ声なんだけど、さ。そうして冷めた意識だけは別に隔離、理解出来たぜ、人間って誰かを傷付けてそうやって生きて逝くしかないんだ。(!)
だから俺はあんたを殺ぐよ、(削ぐよ、)要らないものだと言うのなら、ちゃんと弾いていけ、(置いていけ)、さて、それじゃあお互い様ってことでここはおひとつ。あーあ。死んだように浮上する現実がリアルならこれは事実なのだろうかと、体内に注ぎ込まれた意味の無い白濁がただ溢れていくなら、ならばせめてちゃんと、とどめておいて、と。さらに無駄なことを一瞬考えただけだよと、鼻で笑う。

先輩は俺の人生に不可欠でした、必要的な意味は込めてない。(笑)

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0801.後するな。
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テーマ「人外ファンタジー」
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