海賊王の娘 | ナノ

例の


サ「もうすぐ革命軍の本拠地に着くぞ」

「私どうしたらいいの?」

サ「着いたらまずドラゴンさんのとこに行こう」

「ルフィのお父さん?」

サ「うん。アンのことは話してあるしアンを見つけたら革命軍に連れてくることも了承してもらってる。だから安心しろよ」

「ドキドキするなぁ」

サ「ははは、大丈夫さ。おれがついてる」











コンコン




ド「入れ」

サ「今帰りました」

ド「お目当ての子は連れて来れたようだな」

サ「えぇ」

「初めまして、ポートガス・D・アンと申します」

ド「ドラゴンだ。よろしく」

「こちらこそよろしくお願いします」

ド「…大変な目にあったな」

「いえ…結果がどうであれルフィが助けに来てくれてエースも私も凄く嬉しかったんです」

「あの戦争の後自暴自棄になってしまった私を思いとどまらせてくれたのもルフィの存在のおかげです」

「ルフィとはずっと一緒に育ったから本当の弟のようで…」

「私達の素性を知ってもずっとと慕ってくれたルフィとサボには感謝してもしきれません」

ド「そうか…ルフィの姉ということはオレの娘だな」

「えっ」

サ「ここにもアンの父親と名乗る男がいたか…」

ド「はっはっはっ、他にもいるのか?」

「ふふふっ」

サ「おれ何人に挨拶しなきゃいけないんだ?ロジャーに白ひげ、赤髪に不死鳥…そしてドラゴンさん?父親多すぎねェか?」

ド「全員に挨拶したらいいさ」

サ「人ごとだと思って…」

「お父さんがいっぱいだ…ふふっ」

ド「いつでも頼ってくれていい」

「はいっ」

ド「さて、アン。これからは革命軍として動いてもらうぞ」

「はい」

ド「今日はついたばかりで疲れただろう。ゆっくり休むといい」

「ありがとうございます」

ド「サボ、色々教えてやれ」

サ「もちろん」








「あの、サボ…」

サ「どうした?」

「イワさんっている?」

サ「イワンコフか?今ここにはいないな」

「そっか」

サ「会いたかったのか?」

「ルフィと一緒にマリンフォードまで来てくれたからお礼を言いたかったの」

サ「そっか…まァ今はいないけどそのうち会えるさ」

「うんっ」







(サ「今日から革命軍に入ったアンだ。仲良くしてやってくれ」
「ポートガス・D・アンです。よろしくお願いします」
ハ「例の…」
「例の?」
コ「サボ君がベタ惚れで探し求めてる人って革命軍では有名なのよ」
「へっ!?サボっ!?」
サ「だって事実だろ」
コ「私コアラ!よろしくね!」
「えっ、あっよろしくお願いします」)

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