12年(2)

ヤ「シャボンディ諸島についたはいいがどこに行けばコーティング職人に会えるんだ?」

シ「13GRにあるBARに行けば会えるかもしれないらしい」

べ「会えるかも?」

シ「まァとりあえずそのBARに行ってみるか」










シャク「いらっしゃい。何にする?」

シ「ここで1番うまい酒とコーティング職人の居場所を教えて欲しい」

シャク「レイさんのお客ね」

シ「そうだ。どこにいる?」

シャク「今朝娘と一緒に仕事しにでかけたからもうそろそろ帰ってくるんじゃないかしら?」

シ「待たせてもらってもいいか?」

シャク「えぇ、いいわよ」







レ「今帰ったぞ」

「ただいまー」

シャク「おかえりなさい。レイさんにお客さんよ」

シ「久しぶりだなレイリーさん!なまえ!」

レ「おお!シャンクスじゃないか!」

「予感的中だわ」

シ「レイリーさんもなまえも元気そうでよかった」

レ「隠居生活楽しんでおるよ」

ラ「まてまてまてお頭!」

ホ「その人って…」

シ「ん?シルバーズ・レイリー。ロジャー海賊団副船長だ」

『はぁぁぁぁぁぁ?!』

レ「はっはっはっ。元副船長だよ。今はコーティング職人をしている。それでシャンクス、どーしてここに?」

シ「レイリーさんに船のコーティングをお願いしたい」

レ「あァ、わかった」

シ「それとなまえを迎えにきた!」

「……」

シ「長いこと待たせたななまえ」

「ほんとだよ。バギーとどっちが私をクルーにするかでもめてたのに2人とも一向に迎えに来る気配ないし」

シ「何っ?!バギーが先にきてたらバギーについていってたのか?!」

「まぁ…どっちでもよかったし。どっちも私のお兄ちゃんにはかわりないもん」

シ「ダメだダメだ。おれにしろ」

ヤ「待ってくれお頭」

シ「なんだ?」

ヤ「もしかして船に乗せたいやつってその嬢ちゃんか?」

シ「そうだ。紹介まだだったな。こいつの名前はシルバーズ・なまえ。レイリーさんの娘でおれの幼馴染兼妹みたいなもんだ」

『はぁぁぁぁぁ?!』

パ「め、冥王に娘いたのか?!」

レ「なんだシャンクス。話してなかったのか?」

シ「あー…忘れてた」

ホ「おい!!!」

ラ「お頭!!!」

シ「わりィわりィ」

べ「……お頭」

シ「何だベック」

べ「いくら冥王の娘でも若い嬢ちゃんを船に乗せて大丈夫なのか?」

シ「それは力的にか?それとも風紀的にか?」

べ「両方だ」

シ「なまえなら大丈夫だろ」

べ「まァそこら辺の野郎よりはるかに強いのはわかるが」

シ「なまえ、覇気は使えるだろ?」

「私を誰だと思ってるの?この両親のとこにいて12年間何もしてなかったとでも?」

シ「だーはっはっはっ!さすがなまえ!」

ルウ「覇気使えるのかすげぇな嬢ちゃん」

シ「それに海賊に風紀もくそもないだろ」

べ「嬢ちゃんはどーなんだ?おれたちと一緒に来る気はあるのか?」

「あなた達はシャンクスの仲間なんでしょ?」

べ「あァそうだ」

「だったら私はあなた達のことを信じる。シャンクスが選んだ人達だしシャンクスについてきてくれてる人達だもん。私も仲間になりたい。あなたはどーなの?私が船に乗るの反対する?」

べ「おれは覚悟があるやつは反対はしねェよ。そもそもお頭が仲間にする気ならおれたちが何と言おうと仲間にするだろ。お頭は人の話をきかねェからな」

ス「確かに」

ヤ「違いねェ」

シ「なんだと?!」

「ふふっ、ありがとう」






(シ「ってことでレイリーさん。なまえ連れて行っていいか?」
レ「もちろんだ。ただし」
シ「ただし?」
レ「私の娘ということを忘れるなよ?あれは私の血を色濃くひいてるからな」
シ「……え?」
レ「戦闘力は私ぐらいあると思ってくれてかまわない。怒らせるなよ?」
シ「……」)




戻る 進む
「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -