12年

シ「みんなに話がある」

べ「なんだ?」

ヤ「お頭が珍しく真面目な顔してる」

シ「珍しくとはなんだ…この船に乗せたいやつがいる」

ホ「へぇ」

シ「おれが1番最初に一緒に行こうと誘ったやつなんだがその時断られてな」

ラ「断られたのにまた誘うのか?」

シ「断られたときに『今はまだ一緒には行けない』って言われたんでな。あれから12年たった。もう着いてきてくれるだろ」

べ「で、その乗せたい相手はどこにいるんだ?」

シ「なんでも今はシャボンディ諸島で父親の仕事手伝ってるらしい」

ス「ちょうどいいじゃねぇか。シャボンディでこの船コーティングしてもらわいと新世界には行けねぇ」

シ「じゃあ航路は決まりだな」

ルウ「どういうやつなんだ?」

シ「ん?ロジャー船長の船で一緒に育ったんだ」

ホ「へ?」

シ「そいつの父親がクルーでな」

ヤ「じゃあお頭の幼馴染じゃねーか」

シ「まァそーなるな」

べ「しかしロジャー海賊団は子供連れで乗るクルー多いな」

シ「まァな。ロジャー船長子供好きだったし」

パ「どんなやつか楽しみだな」










シャボンディ諸島


レ「どうしたなまえ」

「……嫌な予感がする」

レ「ん?」

「何か…そわそわする…何か来そうな…」

レ「それは楽しみだ」

「なんでよ!娘が心配にはならないの!?」

レ「お前なら大丈夫さ」

「……」

レ「なんせ私の娘だからな」







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