キャラ設定@

▼アヤト(デフォルト名)
本名は呉 絢登(くれ あやと)。夏生まれのA型イメージ。
名前は「絢」という漢字を「あや」呼びで絶対に使いたかったので、そこから自分の好きな響きで決めました。

初期の頃はとにかく中二病感を出したくて色々描写も入れていましたが、物語が進むにつれてアヤトも年を重ねていたので、その感じを出したくてだんだんと減らすようにはしてました。けど一気に書かなくなった気がする。まあいいや。

性格は、根は真面目で優しい子。でも年頃ということもあって生意気で強がり、無鉄砲な感じ。そして泣き虫。人付き合いを面倒に感じていて、前の世界では口数少なめな設定。ただ話しかけられれば話すし、話し出すとイメージが変わるタイプ。先輩とかに可愛がられる感じをイメージしてます。どちらかというといじられキャラ。
もっと細かく言うと、動物は大好きで、絶叫系はあまり得意ではない。好きなものは肉だけど基本なんでも食べる。おいしい水も好き。身体を鍛えるのはあまり苦ではなく、身長伸ばしたいのと少しでもモテたいがために進んで筋トレに励んでる。細マッチョ。字はTHE・男子って感じだけど絵と歌はそこそこ上手い。でもモテない。

容姿は普通、頭はやればできるのでそこそこいい方、運動神経は抜群の分類に入ります。親があれなので。でもモテない。なぜなら余計な一言が多いのと、可愛い女の子相手だと全く話せないので。ゲームと漫画を愛する普通の中学生でした。なるべく等身大の男子中学生を書きたかったのですが、私が男じゃないのでよく分からず……そこだけとても無念です。boys書いてるときだけ男子中学生になりたかった。

正直ひよりよりも動かしやすかったかもしれないです。書いていて本当に楽しい男主でした。めちゃくちゃ愛着があるので、今後も番外編とかで動かしたいな。


▼リヒト
本名はリヒトブリック。ドイツ語で希望の光、という意味です。冬生まれのO型イメージ。
名前は比較的すぐ決まりました。リヒトはいうなれば第二の主人公的な感じもあるので。

特性は「せいぎのこころ」。地味に隠れ特性だったのですが、全然生かせませんでした……。あくタイプのわざでダメージを受けると「こうげき」が1段階上がる特性です。リヒトの境遇を考えて決めた特性でもありました。あと普通に特性名がかっこいい。なんだよせいぎのこころって。かっこよすぎじゃん。

性格は穏やかで、優男イメージ。ただ実際はやられたらやり返すし、少し子どもっぽいところもあるので特に父親に対しては甘える意味でも少し怒りっぽくしてました。好奇心旺盛でやんちゃな一面もあったり、リヒトも等身大の男の子って感じで。

身体は薄く、色白。容姿はかなり整っている設定です。右側が原型のままになっていて、歩くときは左右でバランスが違うので少しびっこをひく感じイメージ。でも歩けるし走ることもできます。めちゃくちゃ速い。右半身全部が原型なので、さて股間はどうしようかと思っていたのですが私も決めかねているのでご想像にお任せします。ただハーフに生殖機能をつけるのは神様が許してくれなさそうなので、あったとしても機能しないかも……。

頭はめちゃくちゃ良いです。もちろん運動神経も。小さい頃から半ば監禁状態だったりやっと逃亡してもまたすぐ引きこもってたりしたので、本がお友達でした。なので色々知ってますが、ただ知識としてあるだけで実際に見たことがないものがほとんどなので、色んなものに驚いたり感動させていました。あと薬と毒に関してはめちゃくちゃ詳しい設定。実験体にもなってたので、わざと毎回薬品名を訊ねたり、教えてもらえなかったときは自分で調べて見当をつけたりしていました。身をもって知っているので説得力があるね!

好きな食べ物は素朴な味のものかな。昔馴染みの味のもの。食べることにあまり執着はない。あれば食べるし、無ければ別にいいやって感じ。字は上手いが、絵は下手。歌はめちゃくちゃ上手い設定。耳がいいからね。
出身はハーフの村。ただ物心つく頃にはすでにサンギシティへ母親と二人で引っ越ししてました。それからは本編のとおり。ちなみに研究者の男はリヒトのことを知っていましたが、リヒトは全く知りません。男は最初からリヒトを狙って探し回っていたという裏設定がありました。

ちなみに痛覚はありますが痛みにはかなり鈍感、ちょっとやそっとじゃ騒がなくなってます。一度は心臓貫かれて死んでるし、もはや腕の一本や二本斬り落とされても「それがどうした」って感じ。仲間のためならば進んで犠牲になるタイプ。アヤトに対してはいざとなれば命投げ出すレベル。そしてアヤトにめちゃくちゃ怒られて凹むやつ。

異性に対してはそもそも接し慣れていないので若干引き気味だけど、アヤトのように変に意識はしないので慣れると普通に接することもできます。レディファーストなところもあるのでモテる。けどリヒト自身は、寿命が長くないことも分かっているので多分誰とも恋仲にはなりません。それにアヤトがいるしね。

リヒトもアヤト並みに愛着があるのでまだまだ動かしたい。


◎アヤトとリヒトについて
私がboysで一番書きたかったふたりです。友達以上恋人未満といったブロマンスな関係。いや正直BLでもいいんですけどそこはまあ、ね!でも欲望に勝てずキスさせましたけど!!なにか!?!

アヤトにとってはトリップしてから初めての友達、リヒトにとっては生まれて初めての友達ということで、どちらにとってもどこか特別な存在という設定。ちなみに同い年。お互いに一緒にいるとなんとなく安心するし、気を遣わなくてもいい、無言ですら心地いいそんな二人。

年相応にしたかったので、突然相撲を始めたりプロレスやらせたりしてました。中学生高校生ぐらいの男子って、女子が思いつかないようなマジでアホみたいなことを突然やるじゃないですか。あんな感じのことを二人もよくやる。夜中の川で全裸でアホな動きしながら熱唱してたりしてそう。

ふたりのシーンだと書いていて一番楽しかったのは勿論、VSリヒトのところです。親友が敵になる展開、めちゃくちゃ好きです。しかも生死を賭けたってなると尚更。もしもあそこでリヒトがアヤトを殺していたら、もう先はありませんでした。リヒトは絶対に立ち直れない。誰に何と言われようが、唯一の支えであるアヤトを失えばリヒトは終わり。自殺しますね。アヤトも自らの手を汚していれば、たぶん立ち直れなかったかな。だからこそロロに汚れ役をやらせたわけですが。

アヤトにとってリヒトは特別な存在ですが、心の支えはリヒトだけではないです。しかしリヒトにとっての心の支えはアヤトただ一人なので、リヒトの方が断然依存してます。両親よりも大切な存在かもね。


アヤリヒコンビはものすごく動かしやすかったので、隙あらば絡ませてました。書いている私も本当に楽しかったです。




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