『はい?』
私、今告白されています。
「わい、前からあんたのことが好きだったんや」
目の前には白石蔵ノ介。
ちょっと、近いです
はい
『でも、なしてうちなん?』
確かに白石とは同じクラスである。が、あまりクラスでは接点がない
―――でも、本当は気になっていた
最初はこの気持ちがなにかわからなかった
けど――
今ならわかる
この気持ち
「前からずっと見ていた。あんたのこと。返事は……」
『うちでええなら』
「ほんまに!?」
嬉しそうな白石の姿。
「っっっ!?」
思わず白石の頬にキスをする
『両想い、だったんだね』
END