グランドホープ 予告
主人公設定：−−−−−
その他設定：スマブラ連載夢・グランドホープの予告
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昔々、空や星を見るのが大好きな少年が居ました｡
彼は青空を見上げたり、満天の星空を眺めたり、大きな星を線で結んで絵を書いたりしていました｡
その少年は森や山に囲まれた土地で暮らしていたので、
いつか、高い所へ飛んで周りを邪魔されず空や星を眺めたいと、いつも考えています｡
少年は長じて飛行機を開発し、念願だった空の旅の夢を叶えました｡
凄い、嬉しい、何て素敵な事なんだろう。
空を飛べる日が来るなんて、こんな美しい空や星にいだかれて過ごせるなんて！
僕が飛行機を開発した事で触発されたのか、あちこちで色んなものが開発されていってる｡
いつか便利なものがたくさん開発されて人々の生活が豊かになって、
誰もが空を飛んだり出来るようになって、
美しい青空や星空、広大な海や緑の野山を気持ち良く見渡せるような日が、きっと来るはずだよ｡
僕が生きている間には無理だろうけれど、
いつかそんな世の中になったら、生まれ変わって存分に空を飛びたいなぁ……｡
少年が年老いて死んだ後……彼が予想した通り、文明は進化し数々の豊かさを齎してくれました｡
しかし進んだ文明は汚染を促し、野山は切り開かれ、海や空は濁り、
そして少年が何より大好きだった星空は、街の強烈な灯りに侵食され、もはや見えなくなっていました｡
ツァウベル著
【グランドホープ】より
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続く、続く、主(あるじ)へ捧げる為の物語は、終わりが見えぬまま続く｡
銀の長髪を靡かせて、かの人が降り立つは、とある世界の大都市｡
かつて二つの勢力が争い、片方が勝利を収めてつくられた高文明の街｡
｢素敵……うん、次の物語の舞台にぴったりだね｣
銀の長髪を靡かせて……セレナーデは微笑んだ｡
ここにスマッシュブラザーズのファイター達をコピーし、
主人公となる少女ミコトを迎え入れる｡
セレナーデはその為の準備に取り掛かる事にした｡
かつて争っていた二つの勢力、それらが再び争う事になれば、なかなかの物語が得られるだろう｡
セレナーデはこれからの物語を思い、一人ほくそ笑んだ｡
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緑の大地、碧い海、蒼い空、白い雲、赤い太陽｡
当たり前のようにあなたを包み存在するそれは、
やがてあなたと運命を共にする事となるでしょう｡
あなたはあなたの意志とは無関係に、物語へと巻き込まれてしまうのです｡
恨むのも悲しむのも、感謝するのも喜ぶのも、全てはあなた次第｡
さぁ、その日常を今すぐお捨てなさい。あなたに選択権はありません｡
強制だからと言って他人のせいには出来ない、全てはあなたの事だから｡
あなたの、定められた運命なのだから……｡
