短編夢小説
夢主達がスマブラforWiiUに出場したようです



主人公設定:当サイトの夢主達
その他設定:スマブラforWiiU



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スマブラforWiiUのエンジェランドでピットのスマッシュアピールをすると対戦相手に関する会話が聞けますが、夢主達に対しても会話して頂きました。
スマブラの夢主だけでなく、FEやゼル伝の夢主も居ます。

元ネタ通りに会話のみとなり小説ではない上、セリフ以外の地の文が無いので、口調を表す為に少しだけ♪等の記号も使っていますのでご了承ください。
出来るだけ元ネタに合わせようとした結果、当サイトの普段のピットとは違い、夢主や他のキャラ達に対して“さん付け”等をしていなかったり、初対面に近いような会話をしたりしますのでご注意を。

ピ=ピット
パ=パルテナ
ナ=ナチュレ


↓順番↓


【強気少女】→【敬語少女】→【医療少女】→【短剣少女】→【アイクの姉】→
【エリウッドの妹(or従妹)】→【ミルラの姉】→【ラエティアの王女】→【リンクの幼馴染み】



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【強気少女】


ピ「あの人は……」
パ「ミコトですね。並み居るファイターの中でも有数の戦士です」
ピ「武器や魔法どころか、道具にすら頼らない肉弾戦のみの女性ファイターって珍しくありませんか?」
パ「ええ、しかし女性の腕力だからと侮ってはいけません。間近でその打撃を受ければ、彼女がファイター達に一目置かれている理由を思い知らされますよ」
ピ「なんの! 打ち勝って名を上げてみせますよ!」
パ「その意気です! 彼女には遠距離からの攻撃でダメージを与えるのが良いでしょう。ただし、素早いので一気に距離を詰められる可能性もあります」
ピ「遠くに居ても、動きは常に警戒しておいた方が良さそうですね」





【敬語少女】


ピ「ミコト……本当はファイターに登録されていない人なんですよね?」
パ「あら、どうしましたピット? そんなに嫌そうな顔をして」
ピ「謎の組織に属しているらしいですけど、そいつらが亜空軍みたいに攻めて来るかもしれませんよ」
パ「それは無いでしょう。何と言ってもミコトが属する組織のボスは……」
ピ「え、知り合いなんですか?」
パ「秘密です♪」
ピ「んがっ!」
パ「ほらほら、彼女は幼い頃から組織に鍛えられていますから、気を抜くとすぐに飛ばされてしまいますよ。特に、豊富な飛び道具には注意しましょう」
ピ「跳ね返して反撃に繋げるべし、ですね!」





【医療少女】


ピ「えぇっ! なんで医務室のお姉さんが!?」
ナ「いむしつのおねえさん? 何じゃそれは」
ピ「そのままの意味だよ、戦う人じゃないのに!」
ナ「ふむ……確かに素早さは並、力は弱い、吹っ飛ばされやすい。とても戦うような人材ではないのぉ。ジャンプ力はあるようじゃが」
パ「その代わりミコトは回復能力と、受けたダメージをそのまま回復に変える技を備えています。油断していると自分は満身創痍、けれどミコトはダメージ0、なんて事態になりかねません」
ナ「仲間の回復も出来るようじゃ。チーム戦で敵側に居る場合は用心せい」
ピ「普段はお世話になっているけど、参戦するからには容赦しないぞっ!」


※受けたダメージをそのまま回復に変える技
=ネスが使うサイマグネットをあらゆる攻撃に対応できるようにした的な技。
ダメージは受けず、本来受ける筈だったダメージ分を回復する。吹っ飛んだり怯んだりしない。





【短剣少女】


ピ「うーーん……」
ナ「何を間抜け面など晒しておるのじゃピット」
ピ「失礼な! どうしても気になるんだよ」
ナ「あのミコトとかいうファイターか?」
ピ「そう。なーんか彼女、ボク達や他のファイター達とは全く違う気がする」
パ「それはきっと、次元の……」
ピ「パ、パルテナ様、それ以上は言わない方が!」
パ「あら、どうして?」
ピ「そんな気がするんです、きっと大変な事に!」
ナ「あーあー、きっとあの剣士がやって来て……」
ピ「やめろってば!」





【アイクの姉】


ピ「ん? あの人は?」
パ「ミコトですね。蒼炎の勇者アイクの実の姉で、闇魔法の使い手です」
ピ「アイクってお姉さん居たのか!」
パ「彼女の闇魔法は実に強大な上、遠距離への攻撃も可能です。とにかく攻撃を出来るだけ避けなければ、すぐ撃墜されてしまいますよ」
ピ「でもアイクと同じで、威力が高い分スキも大きそうですね。そこを狙えば……」
パ「弟よりも身軽で素早いですが、その代わり吹っ飛びやすくなっています。魔法をかわしたら、強烈な一撃を叩き込みなさい!」
ピ「了解です! 光の女神パルテナ様に仕える天使として、闇の力には負けたりしませんよ!」
パ「それは良いのですが」
ピ「ん?」
パ「弟のアイクは、かなりのシスコンらしいですからね。ミコトを必要以上に痛め付けたら、後で試合とは別件で呼び出されるかも」
ピ「うえぇっ!? そ、そうなったらもちろん援護して下さいますよねパルテナ様!」
パ「……良い機会ですピット。シスコンの愛がいかに重く大きいか、その身をもって体験なさい!」
ピ「それ一生必要無いジャンルの体験ですって!」





【エリウッドの妹(or従妹)】


ピ「な、なんか馬に乗った人が居るんだけど……」
ナ「ミコトじゃな。リキア同盟国のフェレ領を治める貴族の令嬢じゃ」
ピ「そんな人が乱闘なんて良いのか!?」
ナ「一国の姫も参戦しておるというに、何を今更」
ピ「それもそうか」
パ「ミコトは強力な炎魔法を使って来ます。回数制限はありますが、無くなっても油断は禁物ですよ」
ピ「ルフレみたいに剣も使うんでしょうか」
パ「いいえ、馬に乗ったまま突進して来ます」
ピ「えええぇ!?」
パ「むしろ彼女は、馬を使った攻撃が危険かもしれません。馬のみ撃墜できれば、大幅な弱体化が狙えますよ」
ナ「それ、強いのは馬の方ではないのかぁ?」
ピ「言えてるかも」
パ「魔法の使用回数は回復しますから、彼女単体でも油断しないで下さいね」





【ミルラの姉】


ピ「いかつい黒ドラゴンになったり綺麗な女の人になったり、何者だ?」
パ「あれはミコト。マムクートと呼ばれる竜人種族です。どちらの姿でも攻撃が強力なので、しっかり見極めて避けたいですね」
ピ「最後の切り札を使えば自由に飛べるようだけど、飛翔の奇跡の方が長持ちだからボクの勝ちだ!」
ナ「何を張り合っておる。あれは試合用のハンデであって、普段は制限無く自由に飛べるに決まっておろう」
パ「飛翔の奇跡も、乱闘ではジャンプの延長のような能力になっていますし」
ピ「うっ、そうだった!」
ナ「しかしあの黒いドラゴン姿、リザードンより更にゴツくて、なかなかカッコエエではないか。それに比べると、人の姿になった時のなんと細く頼り無い事か…。これがギャップ萌えというヤツになるのかのう?」
パ「竜の姿の方が萌えるだなんて、奇特な人も居るかもしれませんね」


※前作までのゼルダみたいに、人⇔竜の変身が自由に出来るタイプ。人の姿ではもちろん闇魔法使い。
竜化した時の操作感覚は、リザードンよりクッパに近いかもしれない……。





【ラエティアの王女】


パ「なんだか彼女には、親近感を覚えます」
ピ「ラエティアという国の第4王女であるミコト姫ですね。光魔法の使い手だからじゃないですか?」
パ「そうかもしれません。光魔法は他の魔法に比べると威力は低めですが、素早く発動します。やみくもに攻撃すると、すぐ隙を突かれてしまいますよ」
ピ「手数は抑えて、一撃一撃を確実に当てて行くべきですね」
パ「そう言えば、最後の切り札ではミコト姫も馬に乗るようです」
ピ「また馬ですか!」
パ「王侯貴族の間で流行ってるんでしょうかね?」





【リンクの幼馴染み】


ピ「なんか妙に身軽な女の子が居るなあ」
ナ「ミコトじゃの。トゥーンリンクの幼馴染みで、姉弟同然に育ったようじゃ」
ピ「あ、背中に妖精の羽みたいなのが生えてる!」
ナ「ほほう、身軽な理由はそれか。弓の扱いも随分上手いし、ピットの上位互換になるやもしれぬぞ?」
ピ「冗談じゃない! ボクには神器だってあるし、素の能力も負けないさ!」
ナ「とは言え、少なくとも速さでは劣っておる。引っ掻き回されぬよう注意せい」
ピ「ミコトといいリンクといい、同じファイターの仲間でもやっぱり、彼らの世界の人は特別に負けたくないライバルでもあるね」

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