この恋、使い捨て?A
※仁王の捏造過去注意!
(仁王side)
…不覚じゃった。
弥生にあんなにも…悲しそうな顔をさせてしまった…。
「…プピーナ」
弥生の言うことは、半分正解じゃ。
確かに俺は…弥生以外の、しかも…もうこの世にはおらん人間のことばっかり見ちょった。
じゃけん…弥生のことを愛しとうのは、本当ナリ。
「…のう、弥生。」
「………何よ!」
「今から…俺の昔話をするきに、聞いてくれんか…?」
「…昔話…?」
「あぁ。
…あれは…俺が小2のときの話じゃったの…。」
―――――…………
――――………
―――……
――…
「ねぇ、まさはるくん!」
「なんじゃ?」
「私たち、このままずっと一緒に入れたらいいね!」
…俺には、幼馴染と呼べる、女の子がいての。
幼いながら、俺はその子に…恋をしとったんじゃよ。
俺らはずっと一緒に居れる―そう、信じちょった…。
じゃが…。
「…どういう…………ことじゃ……。」
その子は、事故で死んでしもうたんじゃ。
俺はその事実を受け入れられんくてな…。
「なんでなんじゃ!!
ずっと一緒にいる…そう約束したじゃろ?!」
…それ以来、俺は、誰かだけを見るのが…怖いんじゃ。
またいなくなったら、今度こそ俺は…!
――――――………
――――……
――…
「―そういうわけなんじゃよ。
…すまんの…弥生。
俺のせいで不安にさせてしまったの。」
そう、弥生の方を向くと…。
「………?!
な、何で泣いちょるんじゃ?!」
弥生は、泣いちょった。
隠すことなく、真っ直ぐな涙を流して。
そしてそのまま、こっちを見上げて。
「雅治っ!」
「…!どうしたんじゃ…?」
俺に、しっかりと抱き付いてきた。
…ほんに可愛いのぅ…。
「雅治っ!…私は、絶対!
居なくなってなんかあげない!
ずっと、ずーっと…こうしてそばにいるから!」
「…弥生………。」
全く…弥生には驚かされっぱなしじゃ。
「ありがとしゃん…嬉しいぜよ、弥生の気持ち…。」
「…雅治…。」
自然と重なった唇は…涙と、幸せの味じゃった…。
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遅くなりましたすいません!
相互記念、三月艾から○WoNdEr∞lAnD○様に!
どこらへんが悲→甘ぁぁぁ?!
なんか全体的にイミワカラナイ…←
お気に召さなければ書き直しますので!
この度は相互ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします♪
弥生