さぁ…おZAPの時間だ


「おやおや、完璧で幸福な市民が口答えですかぁ?」

ニタニタと黒い笑顔を見せながらレーザー銃を突きつけてきた。
引き金に置いてある指は躊躇いを感じさせないようで、すぐにでも引き金を引いてもおかしくない。

「愚問だな.全てにおいて完璧で幸福である僕に口答えなど、ない.そういうお前はどうなんだ?こうまでして陥れたいことがあるのか?」

カッとオッドアイを光らせながら相手の額にカチャリとレーザー銃を向ける。
別に何もありませんよ?と素知らぬ顔で返すとザザッと電子音混じりの声が聞こえてきた。

『二人して殺しあうのか?このわた…俺が統制した完璧で、完全で、幸福な都市に住んでいながら?』

「「まさか!!」」
「この完璧で完全である都市に住めて僕達は幸福ですUV様!!」
「完璧で完全なため殺しあいたいくらい幸福ですともUV様!!」

そういい、二人はレーザー銃を下ろした。






















「お前らなぁ!ミッションアラート前にZAPし合おうとしてんじゃねえよ!!」
「何を言うかUVさm…火神!」
「そうですよ!揚げ足をとってなんぼのゲームの中、危険因子は芽が育む前にZAPすべきなんです!」
「「だから」」
「ZAPZAPZAP>征十郎」
「ZAPZAPZAP>テツヤ」
「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
「ほらみろ!高尾が笑い転げてるじゃねえーか!!」
「TVなのだよ…」
「ふぁっ?!」
「だから…T(高尾)V(バイブモード)なのだよ」
「「「wwwwwwwwwww」」」
「…『市民征十郎、市民テツヤ、市民和成…そんなに笑って幸福でないのかですか?』」
「「「疑いようのないほど幸福なのだよ!!」」」
「真似をするなぁあああああ!!!!」

氷「真面目にやろうよ…」















***
という感じの黒子のパラノイア小説が読みたいです!


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