キャラなんてあってないようなもの〜成り行き編〜


全体的にキャラ崩壊警報発令中です。残念な彼らが無理すぎる方は今すぐ避難してください。やっぱり黒子君が…w
そして"w"乱用してますwww
私には止められなかった…!

黒、降、火





──────


「ブフォwwwwww」
「?!」


誠凜高校男子バスケ部部室、居残り練習を終え 黒子、火神、降旗が着替えている。と何かを見ていたのか、黒子が盛大に吹き出した。


「え…黒子おま…どうしたんだよ?!」
「あwww火神君wwwおつwwおつかれっwwさまでwwwブフッwww」
「…おい、落ち着け」
「黒子…今主人公のあるまじき顔になりかけてる…」
「すいまっwwすいませんwwwちょっと思い出し笑いがwwとまらwwフッww」


黒子があまりにも笑っているので火神は呆れ、一発腹に入れた。


「ちょっと落ち着けって」ゴスッ
「グフォ!!」
「おい火神、それはやりすぎだよ!!イイゾモットヤレ」
「ふ、降旗くん…ひど…で…グフゥ」
「茶番乙」
「…火神もなかなかだな で、黒子はどうしたんだよ?」


お腹をさすりながらようやく笑いがおさまった黒子に降旗は少しひきながら尋ねた。


「実は帝光時代の写真を見つけまして、それを見たら芋づる式にポンポン思い出しまして…あ、ダメだwまた思い出し笑いが…w」
「…黒子、俺最近キャメルクラッチできるようになったんだ」
「火神君、それは黄瀬君か灰崎君にしてあげてください 喜びますよ」
「そ、それよりどんなことがあったんだ?お前の表情筋が仕事するくらいだから相当なことだと思うけど…」
「夏の合宿、クリスマス、節分前、のことですね」


と二人を見ながらどこから取り出したのか"時系列"、"五十音順"、"テケトー"とかかれた少し太い棒を取り出した。


「え?!黒子今どこからだしたんだ?!」
「僕の力で時空を歪ませて取り出したんdいたたたたた!!!痛い!痛いです火神君!!!」
「黒子…お前はふつうに話せないのか?」
「火神、その辺にしといてやれよ.黒子がいよいよ主人公あるまじき顔になってる」


火神が半ば諦めたように黒子にキャメルクラッチをきめる。それを降旗は哀れな目で見守っていた。
もうこれ筋肉痛通り過ぎてますよと背中をさすりながら先ほどの棒を二人の前に出す。


「とりあえず一つだけ言っておきます.僕より赤司君の方がよっぽどふつうじゃありません、よっ!」
と黒子が棒に見とれている火神に回し蹴りを する。それをかわしながら火神は黒子の足を掴むとそのまま足固めをした。


「いだだだだだだ!!!!」
「お前俺以上に学習能力低いんじゃね?」
「いだ…ふ、フフッ 火神…あ、あま…あまいです、ね!」
「な?!」


足固めから逃れ床に手をつき火神の首に足をかけると、そのまま足を回し火神をふっ飛ばした。


「ウガホッ!!!」ガシャーン
「ふ、ふふふっ…赤司君と練習した甲斐がありましたね」グッ
「お前らがふつうにできないのかよ!!あと黒子ガッツポーズすんな!!」


降旗が二人をハリセンですっぱたきようやく場が落ち着いた。


「───で、その棒をどうするんだ?」
「あ、はいっ!この棒をお引きください降旗様!」
「え、いや…別に様付けしなくても…」
「そんな滅相もない!いっそのこと僕をふんでくだs(ryスパーン…すいません、ふつうにします」
「わかればいいんだよ」ニコ


どうやらこの棒をひき話す順番を決めてほしいようだ。
それまでにかかった時間約20分。


「つーか、んなもんひかなくても時系列でいいじゃねえか」


火神がめんどくさそうに棒をみる。


「まあ…そうですね。三つしかありませんしふつうに話しますね



まずは夏の合宿のことです──────」




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