*魔具(番外1・おまけページ読後推奨)

元ネタ内でいうところの「器」みたいな感じです
真似するつもりとか毛頭なかったんだ信じてくれ
つまり要は名前が使いたかっただけです ←

大罪を象徴する(一部例外有)悪魔の名前から取って出来てます

やんでれと天秤さんは言わずもがな、レヴィアタンやマモンのもじりです というか最早まんまですけど
但し天秤さんの短刀は短刀つってもでかいです
やんでれのスプーンと同等の大きさです でも体重的にはシェフの包丁より大分軽いです
なお、匙も短刀もでかさは、煉獄ではよく見る一般通常サイズ
カルコサに来て初めて異常にでかくなります


ベリアのペン(正式にはベリアの筆)、は嘘吐き堕天使ベリアルさん ベリアルさんイケメン過ぎて大好きです(おまえ
本来傲慢の悪魔なベリアルさんですが虚飾自体が傲慢に属する枢要罪なのでこれでおkかと
まぁ公には傲慢=大魔王ルシファー様ですけどそういう説もあるらしいですよ


全9種

サタネの銃(憤怒)
ゼブルの扇(暴食)
レヴィアの匙(嫉妬)
リリの小箱(憂鬱)
マモの短刀(強欲)
ルシェの指輪(傲慢)
スモスの鏡(色欲)
エゴルの書(怠惰)
ベリアの筆(虚飾)

本家様と品が重複してるところもありますがそもそもヤンデレの匙の時点で諦めました^p^
大体職業や大罪に関連性のあるものにしてます サタネとマモは例外っぽいけど
でもマモは喧嘩兄弟を並べた時俺ぶっちゃけ「執事とメイド?」とか思ったので強ち間違ってもないかもしれなi

ろりの小箱は、例のあれです 道化師さんがくれた大切な小箱です
ある種憂鬱の主導権の解放であり、大罪人の束縛でもあります
まぁろりが幸せそうだから良いんじゃないですか ←
リリ、は悪魔の母リリスのもじり
色欲かと思ってたんですけど彼女怠惰に入るんですね 初めて知った時は普通に驚いたよ
憂鬱も怠惰に入る枢要罪なので個人的にこれでおk
アスタロトでも可だったんですけど、悪魔に関する概要がリリスの方が僕的には憂鬱っぽかったのと僕の趣味d…いえ何でもないです




















*道化領域と人外道化さんがカルコサに居ない理由



給仕女「まぁ簡単に言うと今生に犯した罪がでかすぎるってことですかね。人外道化は過去町約2個分において人間を大虐殺っていうか町2個潰しましたから。
それはこの世界において同族殺しや一族の裏切りを遥かに超越した大罪。旧約聖書にあるように、人間は神に愛された存在…そんな人間を大量に殺害するということは、唯一神に対する挑戦、まさに反逆行為そのものです。
だから大罪の重量がカルコサでは間に合わないわけですね。まぁ一時的な滞在は出来てもそこに留まり続けることは許されない仕組みです。
道化領域はそんな重罪者を隔離する牢獄そのものって感じです。だから、あそこには生人は入れない。重罪人が更なる禁忌を犯さないように。
ただ、人外道化は好き好んで罪を犯したというわけではないので情状酌量という形で、死後の人間の魂の管理に携われるようになりました。
因みに憂鬱と虚飾に関しても同義です。憂鬱のアンノウンは恋心からの町民暗殺ですが、その中には聖人も含まれてました。宗教上でも神に仕える徳の高い人間に対する殺人は重罪になりますし。
虚飾のイノセントにおいては、時間の理さえも歪ませ世界を破滅させた元凶ですから、道化の監視を除いてもカルコサには居られないという話です」









*ぼいぼい雑学(読み飛ばし可)





○消えた魔女の子と憑代猫

故郷・セイレムにて発生した聖教徒集団による【魔女狩り】の中で幼馴染のノルン(後の憑代名ネコゾンビ)を失った、正当な魔女の血筋・消えた魔女の子ネメア=ウェイトリー。
彼はノルンを失った哀しみと絶望・怒りと襲い来る孤独感から逃れる為に、人間の血と肉を使った魔女一族禁断の呪術を使ってノルンを生き返すことに成功する。
しかしそれは同時に、魂の操作=道化の理を歪ませる結果となり、仕事疲れでキレた人外道化に一度心臓を奪られたという。(後に和解・返還された)

○狂楼の姫の名の由来

狂楼、というのは「暴食に狂った桜」の意味と、元々姫の本体である桜の木が狂い咲き(本来咲く季節外に咲く現象のこと)するものであったという特異性の2つから来ているそう。
同じくこの2つの意味を併せ持つ桜の駒・桃と梅も同じような別名で呼ばれることがある。
但し本人達にとってはあくまでも人間の使う呼び名とあってか、別段気にすることもないらしい。姫曰く、「寧ろ気安く呼ぶな」とのこと。

○天秤の意外な弱点

小さい頃からタマネギだけが大の苦手。見た瞬間に卒倒する他、食事にこっそり混ぜると口にした瞬間痙攣をおこすレベルの酷さ。
この事実を知る給仕女は過去に起きた「タマネギ事件(スープに一切れほど混ざってた)」によって青ざめて救急搬送される彼を見ている為か、嫌がらせの材料にすることはあまりないらしい。(稀にやる)
好きな野菜はトマト。理由は「兄さんの炎の色に似てるから」とのこと。あと、一説ではたった一人だけ苦手な人間がいるとか…。

○煉獄給仕女には部下がいる?

邪教信仰の家に生まれた少年・ブラハム。彼は罪の化身【シン=アビス】を崇拝する父母の元で生まれ育ち、兄のパニシュはシンを誑かす魔性と教えられていた。
ある日【神(邪教信仰の司教の通称)】の神託によりパニシュ(給仕女)の暗殺に赴くも失敗、数時間後和解。しかし、その現場に居合わせ嫉妬したシン(天秤)本人に殺害される。
その時パニシュが結んだ契約により生存・パニシュの単なる好奇心で専属の配下になるという形に収まっている。

○夢人・ミスティの大体の立ち位置と実力

いつもは夢仕分けの仕事で忙しく動き回っている夢人だが、偶に狂炎兄弟の乱闘現場に現れ制止する役目も担っている。
主に【カルコサ】管理者の魔女の子から依頼を受けた時や、重要なことを話している最中など…魔具相性のいい給仕女は勿論のこと、本気出したら力づくで天秤を黙らせられるスキルも。
更に彼の魔具「ルシェ」は【四終魔具(レヴィアやサタネの始祖)】の一柱・「暴食と憤怒のマリア」の第一配下にあたり、故に彼女を模したフォークに変化できるので物静かだと油断すると死ぬ。

○「アンノウン」ことユークのあれこれ

アンノウン―ユーク=シルドラのネーミング元はYggdrasill(北欧神話で有名な世界樹ユグドラシル)から。その先祖に当たるユミル=シルドラはYmir(ユミル…北欧神話の巨人)から。
ユミと略称された彼女は人外道化(当時偽名:麻吹凍夜(アサブキトウヤ))の恋人であり、ユークの前世でもあるそう。
【先代時代】において「憂鬱の異端児」と呼ばれたユミルは、道化を庇って【皇帝(初代傲慢の大罪人)】に撃たれるという末路を迎えている。

○人外道化と【先代時代】の大罪人達

人外道化が生まれた時、そこにまだ「大罪人」は存在しておらず、彼こそが正真正銘の【原初の大罪人】と言われている。
命を失うことのない不死―道化は全てを見てきた。大罪の誕生と栄華・「一時的な」絶滅さえも。尤も、恋人であるユミルが死んだ瞬間にキレて大罪人の殆どを滅したのは道化自身であるが。
彼はその後、ユミルの魂に「転生」という【永遠】を与え、次代を願って姿を消した。が、人間不信からユークを道化領域に閉じ込めた今となってはそれもあまり意味を成さなくなってしまった。

○裏切淫夢魔のご先祖様

淫夢魔含め、淫夢族の先祖に当たるのが給仕女の前世―――「先代時代」色欲の大罪人・カイン=ルナティックであると言われている。
別名「リリム族のカイン」と称された少女は、かつて恋人を裏切ったとして彼の怒りを買い、後悔したのち自害したという実話をもとにしたお伽噺が大陸の西側に今も残っているそう。
そんな、子孫の居ない筈の彼女がどうやって後世に血縁を残したのか。それは恐らく、転生後であり当時の記憶を保持する給仕女のみぞ知る。しかしこうして見ると全く以て奇縁である。

○イノセントの秘密

イノセント―リオン=アルカディアには、何よりも大事な父親以外に、たった一人「親友」が存在したという話が残っている。
現在その消息は不明。死に別れ、世界が一度滅び、再構築されたその果てに、親友の魂はどこへ行ってしまったのか。記憶をリセットされたリオンはその存在から何から全部覚えていないので懸念もしない、出来ないのだが。
人外道化曰く、「気配がどこかに残っているのを感じるから、生まれ変わっている可能性は否定できない」のだそうだ。






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*その2





●姫の「種」を蒔いたのは

狂楼の姫の本体である桜の木を植えたのは先代暴食の大罪人・デザイアスである。
聖教徒から逃亡し身を潜める折に立ち寄ったのが東のイザナ国であり、殺風景な平地を見つけたことから、怠惰のグレイシアに貰い受けた種を植えてみようと思い立ったのがきっかけだそう。
そしてその何百年もあと、グレイシアの「真実視」を引き継いだ青年・京也(但し直接的な血縁関係は無し)と出会ってしまうのだからまぁ運命であると言えなくもないかもしれない。

●【金銭の神】・シン=アビス

給仕女ことパニシュの部下・レイの過去に所属していた邪教集団・マモン教の教え曰く、天秤(シン)は崇拝者に巨額の富をもたらすと言われている。
勿論、好奇心と娯楽第一の当人にそんな気は全くなく、何時の間にか湧いてきたそんな噂が独り歩きしているという現状ではある。
…が、パニシュによると実は天秤の部屋には現世の様々な紙幣や金貨の貯まった壺が置いてあるとのこと。天秤のいうことには、「大概現世弄りと兄さんへの貢ぎ物に消費している」らしい。

●煉獄迷子と幼い番人

人外道化がとある経緯で煉獄を訪れることになった際、案の定広大な煉獄で迷子になったという。その時に偶々出くわしたのが、煉獄生活4年目になる給仕女(当時7歳)であった。
給仕女が人外道化に対して容赦なくタメ語を使うのはこの時の貸しの関係なのだとか。それ以来勝手に人の部屋に忍び込んで日記を読んで爆笑したり、保管されている書籍を勝手に散らかした挙句そのままにして帰ったり…。
道化の悩みの種の一つが給仕女だったりする。因みに掃除するのは専ら領域に住み着いている某黒子達の役目である。

●「帰依の王」

カルコサという土地名同様に某神話の戯曲を捩った本であり、今は給仕女の私物であるが、かつては人外道化の持ち物だった。
世界の未来を見通すと言われたそれが何故給仕女の手に渡ったのか…「給仕女が強請って退かなかった」や「気が付いたらパクられた後だった」、「貸したまま戻って来なかった」など諸説あるが、
元凶(?)たる給仕女は、「道化に頼まれて貰い受けた」という。因みに元ネタ同様、第二部は読んではいけないと言われている。

●王と城

自らを「お飾りの王者」と自嘲した夢人・ミスティ。彼の出生は実のところ「元王都・サタネスク」…先代傲慢皇帝グレゴリウスの出生と同じ。更にはその居城こそがミスティの住む【家】だった。
グレゴリウスは自らの私欲を存分に堪能したのち、反旗を翻す民衆を嘲笑うように消息を絶ったというが――――もしかすると頭のいい彼のことだから、逃亡の間際に、城に大罪の関わる何かを残した可能性がある。
そして、その城の後継者一族であったフローゼス家に、病のように罪が伝染した…とも考えられるのではないだろうか。まぁ、最早当人が死んだ後となっては何も分からないが。

●リヴィア対パブリシア

先代次代の戦争において、虚飾のパブリシアと色欲のルナティックによる一騎打ちがあったという記録が残っている。
当時色欲の配下であった「元聖人」・コウ=リヴィアは後のレイ=ブラハムらにとっては祖先にあたり、カイン=ルナティックこと現給仕女とは先祖代々の付き合いだが本人は知らない。
リヴィアは故郷エデネリアを大罪から護ろうと戦い、計算ずくで憤怒の鍵・ゲヘニスに一撃を負わせた。その為ゲヘニスの恋人であったパブリシアに、呪いにも似た怨嗟を抱かれていたらしいが…。

●お父様

「カルマ=アルカディアは重罪人である。」と人外道化は言う。息子のリオンに大罪を背負わせようと、仕事の傍らで必死に大罪の伝承を追いかけていたという。
そこを現世謳歌目的の天秤に利用されたというのだから、案外一方的な加害者ともいえないのかもしれない。とはいえ、禁忌の力に手を出してしまったのは事実なのだが。
ところで、リオンの母親はどこへ行ったのだろうか?――まさかカルマ当人が?そもそも、父と母、二人の関係とは如何様なものであったのか…謎は深まるばかりである。

●ユミルの噂

前回も記したように、アンノウンのご先祖様であり前世の姿が「先代憂鬱の異端児(=大罪の部下)」・ユミル=シルドラである。
人外道化の仮の姿・「トウヤ=アサブキ」と恋に落ちたユミルは、トウヤと結ばれて幸せな家族生活を送る生涯を心底願っていた。―しかし、彼女は生まれつき【子供を産むことが出来ない】障害に侵されていたという噂がある。
先代時代の最期―ユミルが息を引き取った後、道化は彼女に転生の呪を掛けた。そして、アンノウンの今の身体を創ったのもまた道化である。…ということは、つまり…?

●魔女の子が施した遺体冷凍術

傲慢の憑代・審判、そして魔女裁判の折に処刑され禁術によって蘇った怠惰の憑代・ネコゾンビ。この二人は死後一定時間、肉体を冷凍保存することで腐らせないようにしていたという。
その術を実際に行ったのは魔術に長けていた魔女の末裔である消えた魔女の子だ。そしてこれは先代時代において強欲の大罪人・ガレオンが己の尊敬する父に対し秘密裏に利用していたものと同一の技法だと思われる。
強欲と怠惰。血縁でも何でもないらしい魔女の子は、その術の存在をどこで知り、手に入れたのだろうか?

●色欲の「信奉者」達

裏切淫夢魔・イクトが魔具探しに出かける際に頼るのは、大罪人の息のかかった人間達である。(民間人・政府関係者問わず様々)
大罪人に加担する理由は様々だが、大きく分けて2つ。「自分の意志で従った人間」か「色欲の能に洗脳された人間」というわけだ。
つまり彼らはイクト(彰)に有益な情報を提供したり、あるいは大罪人が危機に瀕した際に匿ったりするパトロンである。そしてこの協力を得て手に入れたのが「傲慢の指輪」だったという。







偶に増える






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