「いにしえの きょうのみやこの よみざくら」

「姫様、それ色々間違ってます」
「知らないの? 姫様は知ってて言ってんの」
「あ、そう…」


人はそれを百人一首・改という!
いや、それこそ嘘でしょそれ!!

部屋の床に無数の札を散らせ、それを挟んで2人の少年が真剣(?)勝負。
彩る着物の黒は「桃」、白は「梅」。
美しい主に仕える従者達は、「カルコサ」で「桜の駒」と呼ばれる存在である。
そして、そんな2人の主にして「カルコサ」の一室―――桜の花弁が舞い込む部屋の主でもある者は、読み札を数枚持って窓辺に座り、外に見える大輪の花を眺めている。

…空いたもう片方の手に、三色団子をも持ちながら。


「隙アリーーーっ!」
「あっ、ずるい!!」

読まれた(?)その絵札が1枚、メンコのように弾かれて宙を舞う。
「ずるくない。これはれっきとした兵法です」
「そんな兵法何処のマニュアルにも載ってない!!」

やいのやいの騒ぎ立てる賑やかな声に、我関せずといった様子で何の反応も返さない少年は、窓から見える桜の木を見つめ、

「…汚らしい」

そう、ぽつりと呟いた。
「「?」」
僅かな嫌悪を覗かせるその呟きに、札を取り合っていた2人が揃って顔を上げる。
早く死んでしまえばいいのに。主は続けて言う。

「姫様…また思い出しておられるのですか」
「早く忘れればいいのにね。人間嫌いなんだから」
「…そういうわけにはいかないでしょ。だって」

話す2人の従者の声は、その時の彼には届いていなかった。



―主の名は、「狂楼の姫」。
古来より人の世を見続けてきた桜の神木の化身にして、暴食を司る大罪人である。








「人間なんか、早く死んじゃえばいいのに……」

遥か東方の国、その王都。時は518年に遡る。
当時、僕は未だ王都に構える大木だった。
それまでの長い長い、飽きるほど長い人の歴史を見続け、その行いに辟易するようになっていた。

人は自然を汚し、現世の王者たる主とでも言うように身勝手に振る舞い、共食いでもするかのように平然と殺し合う。
都合の良い時だけ神仏を崇め、みっともなく赦しを請い、縋り付く。
何時だって迷惑を被っているのは罪のない動植物だ。

人さえ居なければ、誰もが救われる。
人が滅びれば、きっと世界はあるべき姿に戻れる。

皮肉にも、そんな人間の姿を形作る霊体に成れるようになってしまった僕。
非常に気に食わないが、桜のままずっと立っているよりは、化身の姿で座っている方が楽なので、姿を変えて己の本体である桜に寄り掛かった。
そして考えるのすら終いには面倒になって、そのまま眠ってしまった。







―――気がつけば、「それ」はそこに立っていた。大木の前に立ち、此方を見ていた。

歳は、大体20代くらいだろうか。
人間の男だった。
よく見かけるようになった軍服は、男が軍人であることの証明。
しかし、妙なのはその顔の一部、右目に仮面をつけていることだろうか。


どれくらい眠っていたのだろう。満足に覚えていない。
…とは言ってもだ。ただの人間に此方の姿が見えるわけでもなし、別段支障はない。
あくまでも、今の僕はこの桜の木に宿る意思が具現化したようなものであって、要は幽霊と同じようなものなのだから。

鶯の泣き声が聞こえる。
醒め切らないぼやけた目で隣を見れば、当の鶯が地に降りていた。
男の見るものは、鶯か。何とも可愛らしいものだ。人間にしてみれば。まぁ嫌いだけど。
そうに決まってる。僕の姿がその目に映るだなんてそんな馬鹿なことがあるわけ、


「もしもし、もしもーし!」
「?」
「…お、やーっと気付いた。あんた見ない顔だけど、こんなとこで寝てたら風邪引いちまうぜ? 春になったっつってもまだまだ寒いからなぁ」

…そんな馬鹿な。


「……」
「…あ? もしかして寝ぼけてる? おーい」



ぎゅっ。


「ッ触るな汚らわしい!!」
「うおっ!!?」
反射的に手が飛んだ。
男は反射的に躱した。
「危っね…っ、いきなり何すんだ!」
「五月蝿い下等生物!僕に寄るな触るな引っ付くな!」


汚い穢い汚らわしい。人間なんかに触られた。嗚呼寒気がする悍ましい、腐ってしまいそうで鳥肌が立つ。

「はぁ!?何だよ偉そうにしやがって!」
「黙れ人間風情が生意気な!僕を誰だと思って…」
「…へ?」
「! ……」


……いけない。
つい、言っちゃった。

「…何だそれ。お前、人間じゃねぇの?」
「…」

人間は疑り深い生き物だ。
言ったって、信じるわけがない。仮令それが真実だったとしても。
―――笑われる。馬鹿にされる。
恥ずかしい。




「……ほんとかよそれ、うわ、すっげぇ!」

――――――――――――そんな馬鹿な。

「え、じゃあ何、お前、神様とか妖精的な?」
「……似たような、ものだけど」
「へぇー。じゃあ俺は今この瞬間、神様と喋ってるわけだ。うわぁ」

何なのだ、この男は。
僕の姿が見えたり、傍から聞けば馬鹿らしいことこの上ない話をこうも容易く信じられるものなのか。
…馬鹿馬鹿しい。きっとからかわれてるだけに決まってる。

「…ん、何だよ。冴えないツラだな」
「…珍しいものを見たと思っただけだ。あるいは、馬鹿にされてるだけかもしれないがな」
「は?誰に」
「お前に決まってるだろう。人間」

「人は平気で嘘を吐く、自分と違うものを排除したがる。現実味を帯びない話はけして信じず笑いの物種にし他者を見下す。それはこの世で最も信用するに値しない種。
なのに、何故お前は僕の姿が見える?何故、こんなにも疑わしい話をそんなにも簡単に信じられる?」



罰当たりな人間に、神仏の姿が見えるわけはないと思っていた。
僕は別に神様なんて大それたものじゃないけれど、少なくともそれに近しい存在と自覚している。だから、見えるわけもない、見えなくていいとさえ思っていた。
そんな僕の姿を、この男は見えるという。何故?どうして?

「…しゃあねぇな。じゃ、神様。あんただけに俺の秘密を教えてやろう」
「?」
秘密?
「それはな…」

「俺のこの右目は、真実を見極める魔法のm「死ね」」
からかうくらいなら教えてくれなくて結構だ。

「いやおい、言っとくけどこれ本当」
「帰れ。気分が悪い」
「…ンだよ、結局あんたもその人間と同じじゃねぇか」
「お前達と一緒にするな」
「だったら、あんたも俺の言うこと信じろよ」
「……、」

「…また来るわ。俺、この場所気に入ってっからな」
「…二度と来るな」



そんな不貞腐れた返答を見事に裏切って、男は時々、僕の前に姿を表すようになった。






男と出会って、それから早一か月が過ぎた。
僕はごく偶にだが、男の前に姿を見せるようになっていた。

反発しながら、それでも、日を重ねるごとに男の内面を少しずつ理解していく。
他の人間とは明らかに、常軌を逸した思考を持つ男。その隣は、何だか妙に居心地が良かった。





そんなある日、今まではずっと遠くから僕達を眺めていただけの桃と梅が、敵意剥き出しといった様相(は桃だけだったが)で話に割り込んできた。

「おい人間!姫様にあんまりべたべた引っ付くな!」
「はい? つか、お前誰?」
「…姫の、小間使いです。僕は梅、こっちは桃」
「へー」
「へーじゃない! 汚い人間が姫様に近寄るな!」
「何だよ失礼な奴だな。ていうか姫?」

そういえば、男にはいまだ僕の素性を語ったことはなかった気がする。

「…桃」
「、姫様」
「お前の言いたいことは分かってる。でも良い、有難う」
「でも姫様、」
「いい」
「…うー」

桃は、やがて諦めたように梅と行ってしまった。

「…は?何の話?」
「此方の話だ。気にしなくていい」
「…何だよそれー」
「ふふ」

僅かな笑みが口から零れ、そういえばこんな風に笑うのも久々だ、そう思った。
お前なら、忘れさせてくれるだろうか。
僕が人を完全に信じられなくなったあの日の悪夢を、お前なら。

「…人間」
「ん、何?」
「抱いて」
「!?」
瞬間、その顔が真っ赤に火照る。

「ばっ…おま、神様を抱いて良いわけ」
「? 何を勘違いしてる。僕は抱き締めろと言ったんだ、僕の肩に手を置いて、軽く抱き寄せてくれるだけでいい」
「……」
「変態」
「うるせぇな、紛らわしい言い方しやがって。……つか、触って良いのかよ」
「僕が良いと言ってるんだから良い。一々聞くな」

聞かずに触ったらお前、絶対怒るだろうが。
勘違いからかそっぽを向いたまま、ぽつりとそう呟いて、それでも男は言ったとおりにしてくれる。
男の胸元に、耳を当てる。
心音が、僅かに早い。
…そして、温かい。

このまま、時が止まってしまえばいいのにと、そう思う。
この幸せな世界に、永劫留まっていられたなら。
…人間嫌いだったはずが、よくもまぁここまで思えるようになったものだ。
―――勿論、この男以外が相手だったならけして、そう考えることもなかったのだろうけれど。

………そう。
あのまま、時が止まってしまえば。それで、良かったんだ。

「…あー、そうだ。忘れてた」
「?」
「俺さ、来週から留守にするんだわ。だから暫く此処には来れねぇ」
「……留守…?」
「そう。戦争が本格的に激化してきやがってよ。国が煩いわけだ、怪我も病もない健康体だと」
「………戦」

また、不毛な喰らい合いか。
暇な連中だ、そう思った。
だけど、…それ以上に

「毎度毎度、人は争うのが好きだね。馬鹿みたい」
「俺も時々思うよ。……って、何泣いてんだよ」
「誰が」
「あんたが」
「泣いてなんか、」
「俺に嘘は通じないって」
「…」

怖い。
嫌だよ。
僕を置いて、行ってしまわないでよ。

「…ちゃんと戻ってくるって。心配性だな」
「……そう言って死んだら、結局はそれまでだ。…彼女と同じように」
「…彼女?」
「…」

「妹は…神木でも何でもなかった妹の「桜華」は、人間に斧を入れられて息絶えてしまった」

「……!」
「人間は、己が欲の為に平気で自然を殺す。数千年もの間に、嫌というほど理解したこと…」
お願い、僕を置いて行かないで。
怖いよ。
独りぼっちにしないで。

「…大丈夫だって」
男はそう言って、僕を抱き締めてきた。
「俺の目は、真実の目だからな。
見える、見えるぜ。無事に戻ってあんたに泣きつかれる俺の姿が」

ばーか。
そう毒づいてはみたものの、それが本当にあるべき未来の姿だったなら、実際に泣きついてしまうかもしれない。
「だから、あんたは此処で大人しく俺の帰りを待ってりゃいいの。何なら発つ直前に本気で抱いてやろうか?」
「罰当たり」
「背徳的って言えよそこは。せめて」
「…」

抱かれる、か。
最早、それもいいかもしれない。

「ちゃんと帰ってきたら抱かれてあげても良いよ」
「マジか」
「多分ね」
「多分ってなんだよ」
「気が変わる前に帰って来いってこと」

笑って、
笑い返されて。
更に、笑い返して。

「人間」
「ん?」
「名前は」
「……【     】。良いだろ」

そして、男は旅立っていった。
淋しくないよ。
考えてみれば、桃や梅もいるし。
それに、帰ってくるって約束したもんね。


桃色の花弁が舞い、

全て散り、

緑に染まって、

いつしかその葉は紅葉して、

それも散って、

また、蕾をつけた。



道を歩いていく軍人。

君じゃない。

君を探す。

君が居ない。

見間違う度に、僕の何かが音を立てて壊れていく。

君が、帰って来ない。



本体から離れる度、僅かに実体でいる力が失われて、

それでも構うことなく、

遠い戦場へと霊体の己を躍らせる。



戦場に伏せた君の肢体を遠目に見つけて、叫ぶ。






「…あんた…何で、此処に」
「戦は終わった。そしてお前は、僕の基に帰ってくると約束した。この僕と、約束した」
「……は、は……そうだった、な…」
「…人間はやはり嘘吐きだ。こんなにも、」

「…こんなにも僕を待たせるのなら、最初から帰ってくるなんて言わないでよッ!!」

何かが、弾けたように涙が止まらない。
人間なんか、大嫌いだ。
嘘はつくし、自然を傷つけることも平気でするし、喰い合うように戦争なんかして、殺し殺されて喜んで悲しんで他人の都合なんて全然関係なくて、
そしてこんな風に、僕から君を奪い去っていく。
苦しい。
辛い。
哀しい。

―愛おしい。

君のことが……好きなのに。

「…泣く、なよ……らしくねぇ…」
「誰のせいだと思って…ッ」
「…ごめ、ん…って…あんたの気の済むように、し、ろよ……」

「……どうせ、もう、……戻れなん、か、しねぇ、んだから………」

嫌だよ。
僕を置いて、逝かないでよぅ……。



僕が狂っていく。

茶色の髪をそっと撫でる手。

狂っていく。

薄く開いた、ガラス玉のよう真紅の目と、腹を染めるそれとはまた違う赤。

狂っていく………。





僕が                      壊レタ。










「…お前の身体、僕が貰い受けてやる」
「…は…、?」
「お前は幸せ者だ。人間如き分際で、死して尚僕と一つになり悠久を生きられる。有難く思え、下賤な人間が」

少しすると、男は僕の言うことを理解したようで、僅かに笑みを見せた。
「…カニバリズム、か…? はは…勘弁、してくれよ……」
「嫌か?」
「……いんや。……嘘は、もう言わねぇよ……あんたの、好きにすりゃ、いい、さ……」

ゆるゆると閉じていく、左目。

「…お前、どうしてこんな」
「……あ、?…」
「…真実の目を持つならば、自分の死に様は見えたんじゃないのか」
「………………ああ…なんて、こたぁねぇ、さ………目が、効きすぎ、てな、ァ……」


「…敵ならともかく…まさか…自分の軍の人間に、袋叩きも同然にされるなんざ……」


「……」
「…下らねぇこと、考えん、じゃねぇぞ…」
「………」
「…………自分の目、疑った俺、の、甘ぇ判断ミスだ……あんたは、気にせ、ず、綺麗に咲、いてりゃ、それで……」
「…もういい。黙れ」
「……」

「…なぁ」
「黙れと言ったのが聞こえなかったのか。愚鈍な人間め」
「…つれねぇ、なぁ……最期くれぇ……教え、たんだ、から……名前で呼ん、でくれ…りゃ……」
「こんな下らない戦で死ぬ人間の名前なんて覚える価値もない」

もう良いよ。
喋らないで、やめて。
嘘だよ、
君の名前なら、ずっと憶えてるから。
もうすぐ、君は僕の一部になれるんだから。
だから、そんな哀しそうな顔しないでよ。
…ずっと一緒だから……独りで行っちゃうようなこと、言わないでよ……。

「…名前、…そうだ…」
「……?」
「……あんた、の…名前…まだ、聞いてない……なぁ…何てェんだ……?」
「……【  】」

「……人の世を見限った、神に似た大桜の化身……………『狂楼の姫』、だ」
「……狂、楼…の……………そうか…姫………」









「……良い、名前だな……」









その言葉を最期に、甘い結末を迎えた男は動かなくなった。
甘美で愛しい血肉。

それらを一滴残らず貪り尽くし、噛み砕き、じっくりと堪能したのち、飲み込み胸に手を添える。
血も肉もさらりとした髪すらも、全てを食し終えたとき、君は初めて僕と永遠に一つになれる。
その時の笑顔の自分が、容易に理解出来た。
すぐ背後で、

「姫様、……?」

僕を呼ぶ声も、息をのむ音も、全て聞こえないふりをした。

桃色の着物を美しい君の血で汚し、頭も腕も足も何もかも、誰にもけして譲らない。
君の全てが僕の糧。
さぁ、次は胃か腸か心臓か。一欠片も残さず、骨までしっかり食べ切ってあげる。








あの王都からこのカルコサへと、「植え替えられた」僕の本体を眺める度に、
僕の中に君の幻影を見つけてさ、
少し、苦しい時もあるんだ。
哀しくなる時だって、あるんだ。

でも、大丈夫だよ。
裏切り者はもう死んだ。
だって人間だもの。
永遠なんかあるわけもない、永遠なんか認めない。

裏切りの血は、絶えるべきものだから。


嗚呼、言ってる間に最後の一本もなくなっちゃったな。
駄目だ。
足りない。






「おーなーかーすーいーたーーーーーーーっ!!」

「五月蝿ぇな!!外まで丸聞こえだろうが少しは恥じらえ大食漢!!」






バァンと扉が開いて、おかわりがやってきた。
「わぁい」
「――――――――――――ったく…」

大丈夫だよ。
こうやって相変わらずな君が、止めてくれるものね。

「わーいお団子ーーーっ!」
「お団子ーーー!」
「お前らもがっつくな。恥ずかしくねぇのか」
「早くよこせ下僕」
「あんたはその汚ねぇ言葉遣いをどうにかしなさい。本気で」



僕は相変わらずこんなだから、素直に言えることは何もないけれど。
でも、いつだって思ってはいるよ。











大好き。










って、ね。
















骨の髄までしゃぶり尽せ

足りなければ皿にもかぶりつけ

舌先を駆け巡る至福

晩餐はまだまだ終わらない
















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狂楼の姫【名:至桜(シオウ)】

東方のとある国、その王都に咲いてた桜の神木。
極度の人間嫌いにして給仕女を超える究極のツンデレ。自然や純粋な動物には比較的温厚だが、人間=餌、例外こと鏡男は下僕として認識している。
文中では冷めた態度だったが、実は従者である桜の駒達に甘く、偶に二人の遊戯に積極的に付き合ったりする。
妹の「桜華(オウカ)」が居たが神木でも何でもなかったため人間に斬られ、それ以来人間嫌い及び人間不信に陥っている。
想像を絶する大食漢の割にスタイルは一向に変貌しない理想の体質持ち。



桜の駒【桃・梅】(友情出演:JさんとAさんのboyさん)

姫に付き従う二人の少年たち。見た目年齢は大体14か15程度。
姫の凶行を目の当たりにしながらも未だに平然と従属していたりと色々謎だらけな子たち。
元は桃と梅の花のそれぞれ化身であり、姫の過去について明確に知り得る数少ない証人。
但し桃と梅、はあくまでも通称(愛称)であり、本名もまた謎。



暴食の憑代【名:蝶野 京也(チョウノ キョウヤ)】

姫が最後に唯一残した魂のお陰で、道化の力を以て体を代えることに成功した元軍人。死因は自軍裏切り者の出現による戦死。
その為現在の容姿は元の姿とは大きく違っている。因みに本人には言ってないけど姫の趣味による見た目(
カルコサに移動した今は主に姫や駒達の御守とかお目付け役的なポジションにあり、無茶ぶりを平気でする彼らに振り回されている様子。
適当なところがある割に正義感が強い一面をも併せ持つ。神仏は信じる派。
憑代としての通称は鏡男(ミラーマン)。









というわけで
暴食での残酷描写=カニバリズム(無駄にぬるいけど)しか思い浮かばなかった馬鹿です どうもすいませんいつもいつも
なので元ネタと同じような話になりましたすいませんすいません
ただし元ネタとは神と紙のクオリティの差がありましてすいませんすいませんすいません

この話の筋が、次の紫のboyさんのお話に僅かにですがリンクしたりします
いえ期待はなしの方向で

Sさんごめんなさい(ズシャァァァァァァァァ




歌詞元/作業BGM:sm6328922





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