悪夢のメルヘンカルタ【第一章】グレーテル
"Ego, Gretel.Quaerunt pars altera LARGIOR veni. '
(私は、グレーテル。片割れのヘンゼルを捜しに来たの。)
個人の命というものは、尊いものです。
此の世に二つとない、代えることの出来ない唯一のもの。
それがもし、唐突に、理不尽な形で奪われたとしたら。
例えばそれが、貴方のものではなく、貴方の大切な誰かの命だったとしたら。
愛しい人間がとうの昔に殺され、得体のしれない何者かが
その皮を被って、平凡な日常を生きていたとしたら――――
それを知った時、はたして貴方は平静でいられるでしょうか。
悪夢のメルヘンカルタ 、という都市伝説の話を聞きまして、面白そうだなーってお題にしたもの。
興味のある方は是非ggってみて下さい(
ついったにあげたのとは別加工です
うちのやんでれ。
本人格は恋に御洒落に忙しい女子高生。
グレーテルはｷﾁｶﾞｲ且つ猫被りな男誑し。本命はヘンゼル
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