( 天空の神に祈れ )
「すまん名前この後残っといてくれへん?」 「うん、ええよ」
何か深刻そうな顔をしたユウジにそういわれた。
千歳には悪いけど先に帰ってもらおう。「彼氏より友達優先すると?」なんて言われそうやけどまぁ、ユウジも悩んでるみたいやししゃーないやろ。
「ユウジ、何かあったん?」
部活後の部室は薄暗かった。正直、早く帰りたいからさっさと終わらせて欲しい。 でも、そんなところを微塵も感じさせないようにいい子を演じる。
「・・・俺な、お前見とるとイライラすんねん」
いちいちそんなこと言わんでもええやんと言いそうになったけど何とか堪えた。
「そうか、ごめんなさい」 「っ!そうゆうところがイライラすんねん!!謝ればいいとでも思っとるんか!?」
どうして、謝っただけなのに怒鳴られるのかがわからん。第一謝っとけば人生生きていけるやん。
「俺がどんな気持ちでお前のこと見とるかわかっとんのか?」 「・・・」 「どんな気持ちで千歳とお前を見てたかわかんのか!?」
知るか。なんて言ったら余計に怒るんやろうな。ああ、もう7時やん。親心配するで。
「ごめんな、ユウジの気持ちも知らんと・・・これかっ・・・!!!」
これからは気をつける。って言おうとした。でも、冷たい床に押し倒されてキスを喰らってしまってるから言葉が発せれない。
「んふ、んん、ふ」 「はぁ、はぁ、可愛え声出すやんか名前」
どうせこのまま犯すんやろ?悪いけど、流石に犯されるんは嫌やで。
「ユウ、ジ、なんで?」 「名前が、好き、なんやぁ・・・」
何泣いてんねん。
「な、ユウジ。あたしなんかよりもいい女の子いっぱいおるで?それにあんたには小春もおるやん?」 「うっさいわっ!!」
いきなり指を膣中に射れてきやがった。ものすっごい痛い。この男は慣らしてやろうとか思わないんだろうか。
「いっ、痛いから、」 「俺の心のほうが痛いわっ」
カチャカチャとベルトを外しズボンを脱いだ。何処に興奮する要素があたのか分からないがそれはガッチガチやった。
「まって、止めて、お願いやか・・・」
全く、何処まで人の言葉を聞かないんだか。
射れてきやがった。しかも激しい。気持ちいいなんて思えない。痛いだけ。
千歳ならまだしもユウジやし。
「あああああ、っ」
男のくせして喘ぎすぎやし。
「ん、あ、あああああっ、あああっっ!」
最悪。出された。しかもイくの早くないか?こっちは擦れて痛いわ血出るわなっとんのに。
「好き、やから・・・」
とどめにキス。
千歳に消毒してもらわなあかんわ。
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