( 罰則 )



「・・・何、してるの?」

白石君に押し倒されてる。その隣には、彼氏である謙也が罰が悪そうにこっちを見ている。

「名前ちゃんには悪いんやけど、謙也が試合で負けたから罰をあたえなあかんやん?
そんでないいこと思いついてん俺。謙也の彼女犯すってゆーな、謙也には最高の罰やろ」

言い終わると同時に服を脱がせてくる。いくら抵抗しても相手は男、敵うはずない。

「け、謙也ぁ助けて」

助けを求めて謙也を見る。

「ごめんなぁ・・・もう、負けんから」
「あたし犯されっ...!!」

「自分うるさいで」

白石君の性器を口に突っ込まれた。

「ふぐぐぐうううっ、んむううっ」
「ははっ、見てみ謙也。名前ちゃん泣いてるで」

謙也は何も答えない。こっちすら見てなかったが白石君が「こっち見いや!!」と怒鳴ったから目が合った。

「どうや、自分の彼女が他の男に口犯されてる気分は」
「最悪や」

消え入りそうな声。涙を流していた。

「何気い抜いてんねん。おらっ」

気が気じゃなかった。目の前には彼氏がいるのに助けてもらいない。喉の奥まで突いてくる。

「出すから、飲めよ。くっ、」
「んんん!!げほっ、おぇっ」

その不味さと熱さのせいで精液を出してしまった。

「飲め言うたよな。・・・しゃーないわ、こっちのお口に飲んでもらおか」

濡れてない膣口に性器をあてがう。本当に犯されるんだと人事みたいに思った。

「い、痛っ、っっっ!!!」
「これは精液を飲まんかった罰でもあるんやで。痛くないとおかしいやろ」

罰だからこんなに痛いのか、痛いから罰なのかを必死で考えた。現実逃避をするかの様に。

「なかなかええ締まりしとるな。もうすぐ出そうや」
「っ、白石!!中には出さんといてくれ!もう、負けんから!!」

視界の端で謙也が泣いてた。でも、白石君は当たり前のように中に出した。

「こっちのお口に飲んでもらうて言うたやん」



・・・そういえば今日、危険日だったな