後悔はしない



そうだよ。もう後戻りできない。ここまで来てしまったんだ最後までいくしかない


「今日は本当に泊まるのか?」
『うん。泊まる。んで、はじめちゃんに写メ送る』

そうしたらはじめちゃんは妬いてくれるかな
もう呆れたかな。


『...意外に家大きいんだね』

はじめちゃんほどじゃないけど
普通の家よりは広いと思う。

「まぁな。 入れよ」

赤澤の部屋に通された。部屋も片付いてて綺麗だ。あたしの部屋より綺麗かも!?

『今日親は?いるの?』
「いや、今日は誰もいないかな」
『ふ〜ん...』

グウウ

「腹減ったのか?」
『うん///』

流石にもう8時だもん。おなかくらいすくでしょ//

「じゃぁ、飯作ってるから先に風呂入っとけよ」
『は〜い』

お風呂も凄い!!!広い!!!!
1人じゃ広すぎるよね!!
隅のほうにおいてある柳沢似のアヒルを気にしつつさっさとお風呂から上がった。

「お、苗字ちょうどよかったな。今できたところだ」


テーブルの上にはバカ澤からは想像もできないような凄い料理が並べられていた。

『...凄いね.....赤澤が作ったの?』
「おう。////」

ちょっと照れたかんじでうなずいた。
いつもはじめちゃんと一緒にいるからか赤澤は平均的な顔だと思ってたけど
実はかっこいいのかもしれない

「じゃぁ、俺も風呂入ってくるわ」
『あいよー  あ、ちょっと待って!!』

そうだ思い出した。写メ撮るんだった。

「なんだよ」
『写メだよ写メ! あたしの髪が濡れてるほうがはじめちゃんもそそるでしょ?!』
「あー...はいはい」
『じゃぁいくよー?』

パシャッ

『はいオッケー。行ってよし。』

どこかの学校の監督さんの真似をしたら無視された。





『これでよしっと。』

はじめちゃんにメールを送り終えた
それから10分くらい経って赤澤が出てきた


「苗字、何か飲むか?」
『じゃぁコーラ飲む!』

気が利くじゃないか、赤澤っ!

「はい、コーラ」
『ありがとう☆』

可愛くお礼を言ったら冷たい眼で見られた

『あ〜うまいっ。やっぱりコーラは...』

あれっ声がでない 体が重い 視界がぼやける

『あ...か..ざわ....』

倒れながら見たのは赤澤の微笑だった











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