リボンを添えて
「なあ、お前もうすぐ誕生日だよな」
『まあね。また一つ老けてしまうのよ…』
「老け…まだそんな年でもねぇーだろ(呆)それより何か欲しいもんあるか?」
『そうだなー…。案外急に言われたら思い付かないもんだね』
「あれ、あの、お前が見たがってた何とかつーアニメのDVDとかは」
『あー、あれね。あれはいいや。小説版読んだらなんか熱が冷めた』
「…普通、女はこ洒落た着物とか簪とか欲しがるんじゃねえのか?」
何時の時代も女は光りもんが好きだからな
お前に似合う最高のもんを用意してやる
『あー、それはもっと遠慮しとく(素)
そんなんより、かつおだしお得用パック貰ったほうが有り難い』
「お前は何処の主婦だ(呆)」
『…土方さんちの?』
「…………」
『主婦…。いいかも主婦』
「………」
『そうだ(閃)どうしても欲しいもの一つあった!!旦那さんが欲しい(ニコッ)』
「Σっゴホゴホ(噎)はぁっ?」
『だから、ダ・ン・ナ・さ・んが欲しいって言ってるの!』
「…たくっ。しゃーねえな///」
『最高のプレゼントだよ(微笑)』
「///」
(じゃ、プレゼントなんだしリボンつけてみよっか)(………)
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