01.告白

02. 

03.卒業

04. 

05.学ぶ

06.電車

07.ペット

08. 

09.おとな

10.食事

11. 

12. 

13.女と女

14.手紙

15.信仰

16.遊び

17.初体験

18.仕事

19.化粧

20.怒り


21. 神秘

22. 

23.彼と彼女

24.悲しみ

25. 

26. 

27. 芝居

28. 

29. 感謝

30.イベント

31.やわらかさ

32. 痛み

33. 好き

34. 今昔(いまむかし)

35. 渇き

36. 浪漫

37. 季節

38. 別れ

39. 

40.贈り物





≫≫≫配布元
文章修行家さん


信仰



「今日の英語のテスト、赤点だけは御勘弁を」
「何処に祈ってんだよぃ」
「姉ちゃんの職場の方向っすよ」
「え、なにそれ何て宗教」



2012/02/08 09:06

手紙


始まりは授業中に回した手紙。
気が付くとそれは文通にまで発展して
あれから十数年、未だに続いてる。すげ
そして本日
手紙と一緒に婚姻届が同封されていた
な に こ れ こ わ い

2011/08/16 12:47

女と女


私は彼が嫌いではないが、愛してはいない
彼女は彼を愛していた。きっと誰よりも
だけど、彼は私を愛したのだ。
そして私は彼女を愛していた。
ただそれだけのこと

2011/08/16 10:13




「大丈夫だってばよ!」
太陽みたいな髪した少年が手を差し延べた。
弧を描く瞳からは大空が覗いてる
これは夢に違いない
だって、彼は…

異次元訪問

2011/08/16 10:06




なんや視線を感じる思たら
「…どないしたん」
「は、蔵のことなんか見てへんからな!読書の邪魔せんとってよ!」
「…本、逆さやで」
「なっ、わざとだし!」

ホンマかわええやっちゃ

2011/08/16 09:53

食事



「ブンちゃん、あーん」
「あーん。むぐ、んまい」
「たんとお食べ」
「おう」

「…もしかしてお前さん。
丸々育てたブンちゃんを食べる気なん?」

∴仁王の不安

2011/03/25 14:56

おとな



「どんなパンツ好き?」
「なんやいきなり」
「んー?心理テストらしい。」
「けったいなもん載ってる雑誌やな」
「お父さんの部屋にあってん」

2011/03/25 14:49





「なあ、その舐めて食べるのやめてくれへん?」
「何で?いーじゃん別に」
「なんやムラムラするわー」
「黙れ変態」

∴ぽっきーの食べ方

2011/03/25 14:37

ペット



「トゥルルートゥトゥ」
「どうした、気でも狂ったか?」
「違うしーエアートランペットだしー」
「そうか…残念だがそれはトロンボーンだ」
「楽器に詳しい真田とかキモ」


2011/02/07 07:08

電車



「……おはようございます」
「ああ、…どうした?俺様が電車に乗ってるのがそんなに珍しいか?」
「…珍しいと言うより、あまりにも不釣り合いな光景に驚きました」
「お前みたいにハッキリ物を言う女は嫌いじゃねえぜ」

2010/12/26 07:00

学ぶ



「なーるー。よし関数極めた」
「…勉強は楽しいか?」
「楽しいよ。蓮二の説明わかり易いし」
「そうか、ならそろそろ学校に来ないか」
「うーん、蓮二が先生なら行ってもいいよ」

2010/12/25 18:30





「ただいまー」
「お帰りー。旅はどうだった?」
「は?」
「へ?旅に出るって自分で言ってたじゃん」
「そうじゃったっけ?」
「うん。じゃあ何処行ってたの?」
「コンビニ」

2010/12/25 15:32

卒業


「卒業してー」
「?…ああ、肥満キャラをか」
「ちげーよ。あと、俺は肥満じゃなくてぽっちゃりだっつーの」
「どっちにしろデブじゃん」
「お前もたいして変わんねーだろぃ」

二人してポテチを頬張った昼休み

2010/12/25 15:26




"死ねば"

「何本当に死んでんの?嘘に決まってるじゃん。
大好きだよ雅治」
「俺もじゃよ」
「…死んだふりとか、マジで死ねよ!
…うっぅぅ。雅治の馬鹿!」
「すまんかった。泣かんとって」


2010/12/25 12:01

告白



「私、仁王君のこと好きなの」
なんだ、この甘い香は。
スカートから覗く太股にくらくらと目眩がする。
「じゃあ付き合わん?」
「…ごめんなさい」
えっ?俺フラれたん?

2010/12/25 11:39

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