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僕は笑う
赤い目を光らせて

「ほら、撃たないの?」

キドが構えてるリボルバーの銃口は、キドの心と比例するようにぶれている
僕は歩み寄った
ぶれて狙いが定まらなくても、確実に撃ち殺せるような距離まで
そして0距離
僕はキドを抱き寄せた
そして耳元で囁く

「大好きだよ、つぼみちゃん」

『ドサッ』

その瞬間、突き飛ばされた


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