茜色の月に蝶は舞う
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気づくと、僕はセトの下敷きになって倒れていた
カノ「あれ…
セト…?
体が冷たいよ…?
どうしちゃったの…
ねぇ…返事してよ…」
返事はなかった
仕方なく、僕はセトの下から這い出てくる
近くにはマリーが倒れていた
マリーは、僕が出てくると同時に起き上がり…
マリー「ひっ、酷い…
カノの…人殺し!」
そう言い、走り去って行った
人殺し…?
え…あれ…?
セト………もしかして死んじゃってるの…?
僕が殺しちゃったの…?
僕はセトの胸に耳をあてる
そこに鼓動はなかった
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