徒然なるままに | ナノ


リレー小説が更新されました! ぐうさんの七代くんに弄られておりますヒャッホウ!!\(^O^)/

そして当たり前のように妄想をしました(笑)
短文ですがネタバレしてるので、まだ読んでない方はどうぞ最新作品をお読みください(*´∇`)




※失神三秒前の鷹村七代視点SSSです。


 名前も携帯も花札も同じ少年に必死な説明をしたとはいえ、俺自身も未だ混乱の渦にいた。

 だって俺と彼では同じ部屋でも好みは違うし、見た目もあまりに違う。左目を覆う包帯だけではない。髪型や顔の造作だって違う。実は大掛かりなドッキリを仕掛けられている最中なのではないか、という足掻きは布団をひっぺがされて強制終了された。

「なんじゃ、と…?」

 見開かれた紫水晶の瞳。
 ふわふわとした羽を集めたみたいな髪から晒された、見知った以上に見慣れたはずの顔に浮かぶ驚愕に、俺は認識せざる得なかった。

 ああ、ドッキリなんかじゃない。

 目の前にいる彼女との確かな繋がりを感じられなかった。


答えはただ残酷


2012/04/21 21:24 !