―― 綺麗ですね ――
―― まるで悪魔です ――
「それは綺麗って言うの?」
「悪魔は人を魅了する為に容姿端麗だって言うじゃありません?」
くすくす。
そう笑うは少女。
「で、その容姿端麗な悪魔の俺に君は魅了されたと?」
いやな笑顔を浮かべそう言うは容姿端麗な痩身の男。
「そうですね。」
そんな男に曇りのない笑顔で返す少女。
「・・・悪魔と言う表現は間違っているかもね」
「・・・ああ、そうかも、しれませんね。」
白い白い部屋の中で男女はそんな会話をする。
白に包まれた部屋。
その中にたった一つの黒。
その黒に少女はそっと触れる。
「天使、のほうがあってますかね?」
「自分で言うのもなんだけど俺の柄じゃ無さ過ぎると思うよ?」
呆れ気味に言う男に少女は笑いながら
私にとっては貴方は悪魔でも天使でもある存在なんですよ。
そう言ってゆっくり瞳を閉じる。
「臨也さん。」
「なに?」
「ありがとうございます。」
「・・・何が?」
―― 教えてくれて ――
白の少女、黒の死神
死を伝えた俺に
君はありがとうと言う。
**言い訳**
えと、ですね・・・。
訳がわからんくてスミマセン;
ただたんに臨也は軽い病気で入院させられていると思い込まされている夢主に事実を伝えたらどんな反応をするのか見てみたくて君はもう直ぐ死ぬんだよ≠ニ笑いながら伝えたんですよ。
そして本文の前頭部分にいくのです。