「ねぇ、クジャ。」

「ななな、なんだい?」

「どもるくらい寒いなら着替えなよ。(そうすればきっと変態扱いもされないと思うし。)」
「さささ、寒いわけないだろう。僕は至って普通だよ。」

「なんでそんな維持張るのか私わからないわ。」

「こ、ここ、この服こそ美しい僕に似合う美しい服だからさ!だいたい着替えろってたって着替えなんてないだろ?ここ君の家なんだから。」

「ジャージを貸してあげるよ。」

「そんな美しくない服は絶対着ないよ。」

「楽でいいじゃない。」

「そんな美しくない服は君にはお似合いだよ。」

「なんですと!?」

「それより、なんで暖房効いてないんだい?」

「(やっぱ寒いんじゃない)暖房壊れてるの」

「そう。」

「ちょ!引っ付かないでよ!」

「暖房効いてないんだから仕方ないだろう?僕が凍えてもいいの?」

「さっき寒くないって言ったじゃない!ジャージ履け!」

「煩いよ、黙りなよ。アルテマ落とすよ。」

「(逆ギレかい!)…」

「わかればいいんだよ。」




真冬の雑談



「寒いなら帰りなよ」

「煩いよ。」

「…」




2011.12.23








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