「銀ちゃん(先生)ー。」
「なんなの?その括弧ってなんなの?俺、一様もクソもへったくれもなく先生だからね?れっきとした先生だからね?」
「知ってるよ。(知ってたくないけど)」
「その括弧の中身余計だからぁぁぁ!」
「煩いなぁ。ってか人の心読むなよ。」
「思いっ切り声に出して言ってたよね!? 括弧、知ってたくないけど、括弧閉じる みたいに言ったよね!?」
「言ってませーん。」
「ちょ、何この子、殴っていーい?」
「それより銀ちゃん、括弧、先生。」
「もう括弧の表記変わっちゃったよ。バリバリ言葉で言っちゃってます感出しちゃったよ。」
「チョコレートふぉーゆー。」
「は?」
「今日は何を隠そうバレンタインデーでーす。」
「あぁー。」
「女の子が密かに思ってる男の子に告白する日でーす。」
「あぁー。って、…え?」
「ってなわけで、銀ちゃん大好きよ。」
なんだかんだで
伝えたかったのは
甘い言葉なの、
「よし、これで成績あがるね!」
「おま、」
sweet bitter sweet?
HAPPY VALENTINE