写真の話

※初期ラビリンス





「サウラー笑えー、撮るぞー」
「君に命令される覚えはないよ。撮影だって許可していない、ていうかなんでデジカメなんて買ってきたんだい」
「しゃべる動物がくれた。引き換えに撮ったやつ何枚か渡してくれって。プリキュアだけでなく敵幹部も混ぜるのがカードやカレンダーには必要だとかなんとか」
「なんだいそのあやしい話。くだらないね」
「あ、足の角度それで決まりか?」
「待ってくれ手が決まらない」
「うーん…あ、そっちがいいんじゃね、片手前にだしてんの」
「まったくくだらない」
「…よっし撮れた、んじゃ次イース」
「なんだいもう終わりなのかい」
「あとでな。そういうわけだからイース、ほらポーズとれ」
「…写真を撮るんだな?」
「お、おお」
「それはつまり、わたしの姿がおさめられた紙切れが欲しいというわけだな」
「…お?おお…いやたしかにメビウス様の使命とは関係ないがなにがFUKOのきっかけになるかわからんしだな」
「かまわん。撮られてやる。ほら(ポーズをとる)」
「っておい!?なんだその水着グラビアポーズ!?
どこで覚えてきたんだよ!」
「あんたの部屋にあった本よ。なんだあれは。サウラーみたいに情報収集してるかと思ったら布地の少ない女が馬鹿面で写ってる写真しかのってないじゃないか」
「馬鹿面じゃないもん天使の笑顔だもん!」
「……へえ……」
「イース、それはフェイクだ。ウエスターの本当の趣味は、トレーニング器具のうらに隠してある喪服巨乳未亡人系だと僕は睨んでいる」
「おまえら人の部屋はいんなよ!性癖暴くなよ!」
「そう、あなたの趣味は、ああいう女たちじゃないのね…
…でもまあいいわ、ほら撮りなさい」
「ええー…それでもまだグラビアポーズですかイースさん…」
「こういうポーズの女の写真ながめるのが好きなんでしょ?あんた」
「え?えーっとまあそうだけど」
「早く撮りなさい」





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シールやカードのイースおよびせっちゃんはグラビアポーズが多い


2010/04/09


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