どこかのケーキバイキングにて

※西東で南美希前提、美希とせつなのガールズトーク




「最近あったかくなってきたじゃない」
「きたわねえ」
「そうすると、隼人が胸元をあけるようになるのよ」
「死ぬほどどうでもいいわね」
「どうしたらいいのかしらあれ…開けすぎよね… あんな色気ふりまかれると気が気じゃないわ。通りすがりに欲情した誰かにあそこから手をつっこまれるのも時間の問題よ」
「閉めろって言えばいいじゃない」
「でもそうしたらわたしも見られなくなるのよね、あと手もつっこめなくなるのよね」
「死ぬほどどうでもいいわね」
「なんであいつバカなのに自分をいちばんえろくみせる服を選べるのかしら…」
「うん、きっとそれはね、隼人さんのせいじゃなくてせつなのせいかしらね。
ていうか、そんなに色気あるかしら? 確かに見た目はいいし、かわいいけど、そこまでどうこうしたくなるようなあれかしら?」
「ならないの!?」
「ならないわよ。でっかい犬とか馬とか見るみたいな気持ちだわ、かっこいいのはわかるけどだからなに?って感じ?」
「美希…あなたおかしいわ」
「うわあ、その、今すぐ病院いったほうがいいって言いたげな顔、ほんとどうかと思う。
ううん、隼人さんねえ…ならないわねえやっぱり。…瞬みたいな美形ならともかく」
「瞬!? あいつのほうがないわよ! あれこそ、だからなに?よ!綺麗なだけじゃない、ぜんっぜんそういう魅力感じないわ!」
「……隼人さんなんて玉乗りしてるクマみたいなものじゃない」
「…………瞬なんてV系バンドのベースみたいな顔じゃない」
「…」
「…」
「…」
「…決着をつけなければならないようねキュアベリー…表へ出ましょうか」
「望むところよイース。譲れない正義のために戦うときがあるとすれば、まさに今だわ」









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その戦いは キュアピーチVSイースのラストバトル以上のガチバトルであったという



2010/03/27


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